ベトナムは「経済成長が順調」で先進国に向かって頑張っている。しかし
日本もそうであったように「三権」がちゃんとするのはそう簡単ではない。
「ベトナムの体制は3件分業」と言う形態だ。「ベトナム共産党の独裁政権なので」
このベトナム共産党の指導の下で「役割分担した立法、行政、司法」の権限は各国家機関機関に配分されて共同関係にあり
各権力は分立していない。つまり立法も行政も司法もすべて「国会が最高の権力機関」なのでここで決まったことは
ドコモ文句が言えない組織になっている。 ここのところ「ベトナムの省(日本で言うと都道府県)の統合」があり
ハノイ近くの省も「統合されて、故郷の名称が無くなった省がたくさんある」(日本で言えば群馬と栃木が統合されて
栃木になった。ような感じだ、もともと群馬の人は不満を持つかもしれない。その決め方もその省は政府の偉い人が
居るから無くならなかった?のような噂が絶えないのでみんな穏やかではないのだ。)
そして経済の成長が延びているにもかかわらず「税収は伸びていない。
ベトナムは未だ7割が「一次産業」で、その収入は1か月1万円程度、道端の小さな個人レベルの市場での商売も多く
これらの人々からは「税金の徴収が出来ない」そんなことも有り現在のベトナムは「あらゆる手を尽くして税金徴収」しようとしている。
(儲かっている法人からは税金はとれるが、地方の大多数を占める農家や個人レベルの売り子からは税金が取れない現実がある)
今までは「お金のやり取りも比較的ルーズであったものが厳しくなり」「小さなものでもQR決済を行ったものは証拠が残るため、今後は
税徴収の対象になりそうだ?」(道端のおこわの店でさえQR決済を行っているが?果たしてどうなのだろう?)
そして何より「経済の発展に司法や行政のスピードが追い付いていない」日本企業も
「毎年変わる労働法」や「ベトナム労働者の過保護」による負担(残業は150%、休出は200%、祝日の労働は300%の賃金になる)
に苦しみ「何かあって裁判してもほとんど勝てる見込みはない。期間も経費も常識はずれなのだ)」そして最近
私たちに「直接影響する行政上の手続き」も大きく滞っている。「企業からの海外送金の許可手続き」「ワークパーミットの更新」
等も「以前より大きく時間が数倍もかかっているのだ?」 経済は発展したが「税収を上げたり、公務員の数を減らしたり」
国としての「豊かさ」を模索するあまり「その意図に現実がついていっていない」気がしてならない。実害として
「行政手続きの遅延」「ベトナム労働者優遇に向かう、ころころ変わる労働法」「海外から見たらとても公平とは思えない
ベトナム至上主義の法律や司法」 先進国になるための「生みの苦しみなのかもしれないが?」果たして「ベトナム共産党
一党独裁国家」で「他国と軋轢の無い先進国になり得るのかは?不明である」 ドイモイ政策で「市場は開放されて」
「中国から撤退した各国の企業がベトナムを選んだが?」14年ベトナムで「業務を行った感触」では、「八方美人的な
ベトナムのやり方が今後通用するかどうかは微妙だと感じる」ベトナム国民は「中国は好きではない」それでも「国としては
経済などは仲良くしている」中国国境では「争い死者さえ時々出ていてもだ!」「未だにベトナムエアラインのパイロットはロシアで教育される」
それなのに「アメリカと仲良くし」「ウクライナ問題の国連決議は棄権する」そんな都合の良い「国家運営」がいつまで
他国が認めるのだろうか? 今までは「貧しさゆえに」先進国も「大目に見ていたが?」これからどうなるかは「不透明だ」
普通に暮らしている自分のような立場の人は「行政上の手続きが今まで以上に煩雑で時間がかかり」いろんな弊害が起きる。
(例えばワークパーミットが発行や更新されないと、使っている銀行口座求められる、発酵されるまでお金が使えないのだ)
そして「免許の書き換えや、会社の各種手続きも以前より格段に遅い」そして「相変わらず、たかり、ゆすり、賄賂は横行している」
今の首相は「強硬派」として有名だが?「庶民の中でどんなことが起きているのか? 町の汚さや、ごみ、町が違法駐車だらけ
で、車もすれ違えない、地位のある人は我が物顔で違法駐車する。もうすでにハノイの道路は違法駐車で機能不全に陥っている。
限界である。町はごみと犬のふんだらけ、そういう現実を「目の当たりに見ていないのではないかと思う」
「経済が成長しそれに障害のある環境対策や、汚職対策など、今の首相は頑張っているというが?」たまには
街に出て「児童公園の汚さや、裏通りのj違法駐車のひどさ、交通ルール無視の様子」を見たほうがいいのではないかと思う。
まあこれはベトナムに限ったことではないのだが?