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サッカー愛する皆さまご機嫌いかがでしょうか? ・・・盛り上がりましょう!

プレイバック嬬恋マラソン

2008-06-02 23:09:46 | Weblog
今日は、お休みでした。
登坂に使う筋肉って、ここなのか?!と思うほど
いつもと違う筋肉が痛いです(笑)

はじめて「マラソン大会」というものに参加しましたが
いいですね!あの雰囲気。
老若男女問わず、参加できる大会って、マラソンぐらいなんじゃないでしょうか!

姫路のホテルを7時10分に出発し、群馬の親戚の家に着いたのは
20時でした。
移動の疲れを癒すべく、すぐに就寝!とはいかず

私の友人にはお馴染み(バンドビッチさんもロドリゴ伊藤くんもご存知)
従兄弟の「SYU兄」が
寝る前に「飲むか!」のお誘いに折角だからとすぐ了承!
SYU兄が近所に住む、「TOSHI姉」を携帯で呼び出し
結局、22時まで盛り上がりました。

マラソン大会当日7時起床。
9時間みっちり寝たので気分も爽快。前日の雨がウソのように嬬恋村は
雲ひとつない快晴でした。

駐車場の関係で、大会会場には8時には到着。
大会に参加慣れしていないせいか、スタートの10時30分まで
時間をもてあそんでしまいました。

受付を済ませ、想定外だったのは、マラソンコースの「高低差」です。
高原マラソンとは知っていましたが、高原の上の方の平坦な場所で行なうのか
と勝手に思っていました。
嬬恋には過去に100回は行っているのに、完全な「無知」でした(苦笑)

大会前の最終練習から4日空いてしまい、身体は鈍っていましたが
出張は承知の上のこと、いいわけにはなりません。
軽くアップを!と思い、ジョギングで坂を上りましたが、息が整いません。

完走が目的の筈なのに、身体が動かないことで、スタートが近づくにつれ
変な緊張感が漂ってきました。

スタート前の召集がかかり、想定タイムによって出場者が各々のプラカードの
下に集まります。私は・・・
謙虚に(?)60分以上のプラカードの下に!

スタートが近づきます。この大会のゲストランナーの千葉ちゃん(千葉真子)
がメガホンで出場者をリラックスさせてくれます。彼女も10kmの部に
走るということでした。

スタートして100mもしないうちに登り坂です。
昨日は2kmと述べましたが、これが最初の3kmで一気に150mも
登るのです。
「心臓破りの坂」とはまさにこのこと!

学生時代の部活でも、ゆるやかで長い坂道は登ったことはないです。
ゆるやかで、長い坂がこんなに嫌な存在に思ったことはありませんでした。
スタート直後なので「団子」状態です。
リズムに乗れず、苦しい時間が続きます。

1kmも経たずに「アクシデント」です。
スタート前に結びなおした、右脚のシューズ紐が解けました。
坂を登ったところで直そう!とも思いましたが、周りの選手に踏まれたら
もともこもないと思い、紐を結びなおしました。

想定外もいいところ!更にあせってしまい、余計に息遣いが荒くなってきます。
「おかしいな!ヤバイな!」そんなことしか思いません。

1kmを過ぎたところで、私の前に千葉ちゃんが!
ランナーたちに「元気」を与えています。私も周りのランナーと同じく
千葉ちゃんとハイタッチ!元気を貰いましたが波に乗れず・・・

しかし、1km通過のラップタイムは「11分25秒」
自宅の近くで練習しているよりも早いペース(坂道なのに)
2km通過も「22分台」をキープ!

もっと時間がかかってもと思い、走っていたのにペースが早い。
良いと言うよりも悪いと考えました。リズムに乗れていない。
2kmを過ぎて、自分とペースが合う選手を探しました。まずはリズムに
乗らないと!まるで、かかってしまった「競走馬」と同じ。
そういう馬ってゴール前に「失速」しますからね(笑)

3km過ぎてもまだ、調子に乗れません。ペースの合う人を見つけましたが・・・
しばらくすると背後に「甲高い声」が!
千葉ちゃんが後ろに迫っています。ランナーを励ましながら走っているにも
かかわらず!恐るべし千葉ちゃんです。

4kmの表示が見えず、暫くすると「5km」の文字が目に入ってきました。
タイムを見ると25分台をキープ。
ゴール前の坂までは下り坂です。
呼吸と足の運びが合ってきたこと、内心40分台という目標を密かに持っていた
ので、ロングスパートです。

前のランナーを1人、また1人とパスしていきます。
最後の上り坂を500mと勝手に想定して、スパートを掛けていました。

最後の坂は、私が車を止めた駐車場からスタート地点まで一直線の道路でした。
「しまった!」
明らかに想定外、オーバーペースです。

息遣いと脚の運びのバランスが思い切り崩れ、脚の筋肉に酸素を送り込めない
という感覚に、パニックになり、生まれて初めて、マラソン大会なるもので
脚を止めてしまいました。

60歳台のランナーに励ましの声をいただき、最後の力を振り絞り
なんとか、ゴールできましたが、マラソンの難しさを感じると同時に
「励ましの言葉」がありがたいことも感じました。

ちょっとしたことから、走ることを決意しましたが
走ってよかったと思っています。

私よりも年齢が上の人が、私の横を何人も通り過ぎ
「情けない」と思ったと同時に、同じレベルをキープする必要性を
感じました。ペースが上下してのムラな走りより、一定のレベルをキープ
する方が早いのだと!

それには、常に走ること!練習なのか!と感じました。
「練習はウソをつかない!」ということを体感できるのがマラソンという
スポーツなのかも?勿論、気力やコンディションの調整も必要でしょうけどね。

それが解っただけでも「成果」かな(笑)

多分?
これからも走るでしょうネ!
来年も此処に来るでしょうし、また他の大会にも参加するのでは
ないでしょうか?


雅104