月光院璋子の映画日記

気ままな映画備忘録日記です。

「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」

2008年05月31日 | ◆ア行

2008年 アメリカ映画
監督:S・スピルバーグ&J・ルーカス

公式サイト⇒http://www.indianajones.com/site/index.html

待ち遠しいですね。
「ダイ・ハード4」「ランボー4」と4続きながら、これは一番楽しめるかなと期待しているところです。理由は、

ランボーやジョンと違って、インディ・ジョーンズが戻ってきた!と期待できそうだからです。

ブルース・ウィルスもシルベスター・スタローンも、特に後者はあまりに体重増加著しくて、還暦を過ぎてもベトナムの山奥に住んでいなければならないランボーに違和感がありました。(映画としては、この4がシリーズでは一番良かったですね・・・)そして、タフガイのジョンにしても、50代半ばにして相棒のいない平刑事というのはちょっとなあ・・・と。
何より「ダイ・ハード」なら、やはり奥方が救出されないとシリーズとしては完結しないような印象が大きく、まあ、そういった個人的な思惑からかなりズレていた「4」だったせいで、シンパシィがもてなかったわけです。無理な設定だなあと。

けれど、インディ・ジョーンズのテーマソングが戻ってくるときに、以前とあまり変わらないイメージを保持してくれているハリソン・フォードなら期待出来るかもしれないと思った次第。無論、トレードマークの帽子を取れば白髪頭なんですけど・・・そこは、相棒の若さで補ってもらいましょう。

今回のインディ・ジョーンズの連れ合いとなるのは、子役でもなければイマイチの女優でもない。もっとも旬な若手俳優の一人、昨年の「トランスフォーマー」に出ていたシャイア・ラブーフ(Shia LaBeouf・・・・読み憎い!)が相棒役です。そして、シリーズ最初の「失われたアーク」に出ていたカレン・アレンが演じたマリオンが出てくるので、何となく・・・面白い展開になるのかなあと。
インディアナのハリソン・フォード同様、あのマリオンもいまや50代半ばを過ぎたわけで。。

「ダイ・ハード4」の相棒役も同じ年頃の男の子でしたが、個人的にイマイチ魅力を感じなかったけれど、こちらは期待できそうではありませんか。

そして敵役には、これまたもっとも旬な実力派女優エリザベス、じゃなくてケイト・ブランシェットを配しています。こうしたキャスティングだけでも、エンターテイメントしてのファンサーヴィスが伺われるなあと。

これがシリーズラストとなるのかどうか不明ですが、今回の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』でのお宝は、人類の起源の謎を解く・・・・・その不思議な力を持つといわれる水晶のドクロ。これが、クリスタル・スカルですね。

このお宝をめぐって、何とレーニン配下の女エージェント(超能力科学専門の学者らしい・・・・)がソ連の命運をかけてかどうか不明ながら捜索隊を指揮。
ところが、彼女の知識だけではどうにもならない。そこで、ジョーンズ博士ことインディ・ジョーンズに協力させようと彼女とその配下の一味はインディ・ジョーンズを捕らえてしまう。そこから映画は始まるが・・・


前回までの敵はナチのドイツでしたけれど、それが旧ソ連になるあたり・・・苦笑させられます。

やっぱりこういうシーンがないと、インディ・ジョーンズじゃないですよね。

そうしていつもの通り、(=この「いつもの通り」というのがシリーズでは大事なんですよっ!)そのお宝はインディ・ジョーンズの手により見つけ出されるわけですが・・・・

思わず、「待ってました!」と声がけしたくなります。

そうして発見した木箱の中からは、厳重に梱包されたモノ、横たわっていたのは異星人のミイラと思われる遺体だというのだから、冒険アクション映画がしっかりSF映画を取り込んだ映画になっているのでは!?と期待してしまいます。いい加減、キリスト教関連のオカルトマターは飽きちゃいましたし。

ともあれ、
ジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグによってインディ・ジョーンズとロズウェル事件や存在は否定されてる「何とか51」とかがどうつなげられていくのか楽しみですね。シリーズ第一作目から随分経ちましたが、ハリソン・フォードのインディ・ジョーンズはファンの皆さんにとっても永遠なのでは・・・・

★公式サイト(日本語)
   ⇒http://www.indianajones.jp/top.html

 

 

 

 


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ベトナム大好き)
2008-05-31 09:09:10
楽しく読ませていただきました。
tbさせていただきます。
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Unknown (旅人)
2008-06-01 00:21:59
こんばんわ~
いつも楽しく拝読させていただいてます。
携帯とあとは、ブックマークから来てます。それにしてもいつも感心するのは、その辺の映画評論家より、知識があって、よく映画を見てるのではないかと思ってしまう点です。実に面白いですね。
「インディー・ジョーンズ」早く観たいですね。待ち遠しいです。と言っても、レンタルDVDなので、かなりあとになりますけどね。
では、また新しい記事楽しみにしております。
なるべくコメントもおいていくようにしますけど・・・
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ランボー繋がり (Ms gekkoui)
2008-06-01 06:34:15
「ベトナム大好き」さん、コメントとTB有難うございました。貴ブログのコメント欄にてレスさせていただきました。
拙ブログを楽しんでいただいたと伺いとても嬉しく思いました。
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映画ブログを続けていく楽しみ (Ms gekkouinn)
2008-06-01 06:40:26
旅人さん、いつもお読みいただいていると伺いとても嬉しく思います。個人的な映画感想備忘録なので、他の方がどんなふうにお読み下さっているのか分からないままでしたが、そうおっしゃっていただくと嬉しいです。

私にとって映画は空気みたいなもの。格別意識することもないので、世の映画評論家のことも存じ上げません。興味がないのです。(苦笑)
でも、映画をお好きな旅人さんから楽しく読んでいただけているのなら、ブログを続けていく甲斐もあろうというもの。有難うございます。
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Unknown (ベトナム大好き)
2008-06-01 14:13:17
TBを公開していただき有難うございます。
現在はベトナムにすんでいるため、なかなか映画を見る機会がありませんが、日本にいるとき、ランボーシリーズは大好きでした。
また訪問させていただきますね。
これからも宜しくお願いします。
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これでまた、3部作なるか? (リンリリン)
2008-06-19 08:29:16
はじめまして、TBさせていただきました。もう、シリーズは終わりと思っていたら、やっぱりありました!最近は、昔のシリーズが復活(または完結)することが多い洋画界。でもファンには、うれしい限りです。早く見たなぁ~と、わくわくしています!
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お礼が遅くなりまして・・・ (Ms gekkouinn)
2008-07-01 18:55:30
ベトナム大好きさん、再度のコメント有難うございました。いただいていたことも知らずに失礼しておりましたこと、お許しくださいね。

ベトナムにはいまだ行ったことはありませんが、ご近所のジャズ喫茶のマスターは東南アジアに雑貨を買い付けによく出かけていて写真などはよく見せていただいています。映画をご覧になる機会がなかなかないとのこと、わたくしもそういう時代がありましたが、いずれ映画をゆっくり楽しめるときはくると信じます。

拙ブログはささやかな映画備忘録ですが、楽しんでいただけるよう出来るだけ写真を掲載していきますね。
こちらこそよろしくお願い致します。
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リンリリンさん (Ms gekkouinn)
2008-07-01 19:06:53
初めまして。管理人の月光院璋子です。コメントとTBを頂戴していることを本日知りレスがこんなに遅れてしまいました。非礼の段はどうぞお許しくださいね。
本当に「インディ・ジョーンズ」もまさかのシリーズ新作が製作され、ファンにとっては嬉しい驚きだったと思いますが、ジュニアが出来たことで今後も番外編が製作されるかもしれない状況になったのではないでしょうか。スピルバーグもルーカスもサービス精神旺盛な茶目っ気のある監督ですから、ますます高齢化社会となっていく今後を思えば、ハリソン・フォードをジュニアと呼んだショーン・コネリのような役柄で登場するインディ・ジョーンズもアリだなあと思っている一人です。またお越しいただけるよう、わくわくするような映画紹介ができたらいいなあと思います。

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