ミセスファーマーの『農家の嫁日記』

東京から北海道の農家に嫁いで13年目になりました。
今年のテーマは「頑張らない」。ぼちぼちとマイペースにやりますヨ☆

五稜郭へお花見に

2018-04-30 | おでかけ

昨日でビートの種蒔きが終わりその後の管理作業も無し、おまけに今年は田植えも止めたので、

珍しく人並みなゴールデンウイークを過ごせる4月最後の休日。天気も良いことだし花見でもしに

行ってみるかということになり、ミセスファーマーの強い希望で函館の五稜郭まで出かけました。

五稜郭は北海道の中でも有数の桜の名所で3日ほど前に開花宣言が出ていたので、きっと見頃

を迎えているに違いないと・・・こんなタイミングで行けるのはめったにないことですからね。

高速道路を使って約2時間、五稜郭付近に到着したのは午前11時半ころでした。さすがにこの

お天気とゴールデンウイーク真っ只中ということで駐車場はどこも満杯。普段ならこんな混雑して

いる時期に出かけるのは嫌いなのだけど、今日は桜が待っているので特別です。とりあえず、

五稜郭から徒歩10分ほどのところにあるホテルの駐車場に車を入れてそこでランチをしてから

再び五稜郭まで歩いて行きました。五稜郭タワーのこいのぼりが強い風に乗って元気よく泳いで

いますね~。

まずはタワーの展望台へ。エレベーターのチケットを買うのに約10分、エレベーターに乗るのに更に

10分近く並んだでしょうか。だけど待ってでも登った甲斐があって、展望台からの眺めは最高でした。

桜がほぼ満開の状態なので、五稜郭の星型の輪郭が淡いピンク色でくっきり縁取られています。



タワーの麓、五稜郭公園ではお花見の宴たけなわ。北海道のお花見といえば皆さんやはり定番の

焼き肉・ジンギスカンで盛り上がっていましたね~。

今日は気温が22℃くらいで最高のお花見日和とあって、ボートを漕ぐ人たちも沢山。気持ち良さそう!

五稜郭の敷地内ではシートを広げて寛いだり、写真を撮りながら散策したり、思い思いに桜を楽しむ

人たちで賑わっていました。それにしても見事な桜です。数千本植わっていると言われるソメイヨシノが

一斉に見頃を迎えて、どこを切り取っても絵になる風景が広がっていました。

北海道の住人になって13年目、ここまで美しい桜の景色に出会ったのは初めてです。

タワーの上から見た時は気づきませんでしたが、五稜郭の中は地形が何段にもなった造りになっていて、

歩いている高さの木に咲く花をすぐ間近で見られるのと同時に土手の下にも桜が広がり、更にその奥の奥、

視界が届く限りずっと桜・・・という絶景があっちでもこっちでも見られました。通りすがりに誰かが「まるで

桜の雲海みたいだね」と表現していましたが、まさにそんな感じです。

土手の上から見下ろす桜。

こんな風に枝に花が巻き付いているように咲く桜を見たのは初めてです。満開になったら更にボリュームが

出て迫力のある枝になるでしょうね。

畳み掛けるように現れる圧倒的な桜の世界に見惚れながら歩いていると時間を忘れてしまいそう。

こちらは樹齢何年になるのか・・・とても大きくて立派な木でした。

広大な敷地内をぐるっと一周したいところでしたが、残念ながらわが家には餌を待つ豚たちが待っている

ので遅くとも夕方6時頃には戻らないと・・・帰路の混雑の事も考えて午後3時には出発しなければならず、

後ろ髪を引かれる思いで約半分回ったところで引き上げることにしました。今回の函館滞在時間は3時間半。

グルメ無し、お土産の買い物も一切無しのお花見弾丸ツアー・・・でも思い切って行って良かった~

 

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