ミセスファーマーの『農家の嫁日記』

東京から北海道の農家に嫁いで13年目になりました。
今年のテーマは「頑張らない」。ぼちぼちとマイペースにやりますヨ☆

ナースコールが…

2013-01-22 | 日記
入院中、特に手術が終わったあとの数日間は思うように動けないので
ナースコールを頻繁に使うことになります。寝返りも打てないし食事も
ベッドの上だから、ベッドの角度を変えてもらうだけでもちょくちょく
看護師さんを呼ばなければなりません。もちろん初めのうちはトイレや
入浴も全部ナースコールのお世話になるわけです。ただでさえお年寄りの
患者さんの面倒とかで忙しそうな看護師さんを呼び出して「床に枕が
落ちちゃったんですぅ」みたいなちょっとした用事で呼ぶのは心苦しい
限りでして…中でも一番申し訳ないのが、間違って押しちゃうパターン
ミセスファーマーの場合、ベッド周りに携帯充電器やらテレビのイヤホン
やらウォークマンやらいろんなコード類が絡み合っている時があって、
それを直している間にうっかりナースコールを触っていて『しまった
という事が2~3回ありましたそれでもベッドでの時はスピーカーで
看護師さんが「どうしましたか?」と聞いてくれるので、間違えました~
と先に謝る機会があるのですが、問題はトイレのナースコールなんです。
車椅子用トイレには便器を挟んで両側に手すりが付いていて、まだ歩行器を
卒業できないミセスファーマーは腰を下ろす際にがっちりこの手すりに
捕まらないと座る事ができません。当然後ろ向きになってから手すりに
捕まるのですが、時々誰が置くのか、この手すりにリモコン式のナース
コールをはめておく人がいるのですよこんな所に置くな~っという
位置にですそれに気づかず思い切りナースコールを手でぎゅっと握ったと
気づいた時には看護師さんが飛んで来てしまい、目の前の扉をガラッと
開けられ“ご対面”となってしまうのです。
何、これって私のせいと理不尽な思いもしますが、こんな場面でとりあえず
看護師さんに謝る時に便利な北海道弁があるのです。それは…
『スミマセンボタンが押ささって…』です。
この“押ささる”という一言に、自分の意思とは関係なく不可抗力で
やってしまった…という意味が全て含まれるので「押ささったなら仕方ないね」
と理解してもらえるという、標準語にはない言い回しなのです
とはいえこのトイレでのナースコール押し間違い事件もすでに前科2犯に
なっているので、1日も早く歩行器卒業→車椅子トイレ脱却できるように
リハビリますます頑張ろうと思います
コメント (2)
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