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ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ドゥーブル Double - The Captain Of Her Heart(1986年の洋楽 Part36)

2022-09-15 21:49:16 | '86年洋楽
1986年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart36は、Doubleの”The Captain Of Her Heart”。最高位は9月13日と20日付の2週間の第16位。年間チャートは残念ながら圏外でした。

Doubleですが、珍しくスイス出身のデュオ。スイス出身で、ビルボードのTop40に入ったミュージシャンはいるのでしょうか?思い当たらないです。ギターとボーカルのKurt Malooと、ドラムスとキーボードのFelix Haugのデュオで、曲作りもすべてこの二人でやっているようです。

そのDoubleですが、80年代初めに、前身のバンド、「ピンポン」?というバンドを結成、ヨーロッパでは、数曲のヒットがあるようです。1983年に、そのバンドのメンバーの二人が、このデュオDouble結成しました。ファーストアルバムのリリースは、1985年、『Blue』というアルバムです。このアルバムからは、まずは2曲がシングルカットされましたが、アメリカ、ヨーロッパとも売れなかったようです。

そして、そのファーストアルバムからの3曲目のシングルがこの曲、”The Captain Of Her Heart”です。アメリカ、ヨーロッパで、突然のヒットとなりました。曲の作者は、メンバー二人、Kurt MalooとFelix Haugとの共作。
この曲ですが、心に響く、物悲しい雰囲気の曲でありました。ジャズ・ソウル系の音楽も入っている感じがします。スイスというか、北欧の冬、を感じさせますね。

Doubleですが、この後、もう一枚のアルバムを出しますが、残念ながらヒットせず、シングルも、この曲のみで、その他にはHot100にも入らず消えてしまいました。たまにはこんな一発屋の曲を聞くのもいいでしょう。

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24 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (太ったボンジョビ (;・ω・))
2022-09-15 23:07:26
うーんこ、れは難しいところを…。
まずはお初のビデオ…………これもなかなか、いやなんとも難しいぞ!
次々に娘さんをフィーチャしてくれるのは大変有難いのだすが、何とも私の好みとはちょと異なると言うか、みなさんやや険しめの表情と言うか、うーん嬉しいのですが………、この娘さんらがスイス人🇨🇭なのですかね?
画面が青がかっているのが欧州を思わせますし、その暗さ寒さが夏を終わらせようとしているような……あれ?私、今晩は詩人のようであります。
ベルリンのところにあんなこと書いてしまって恥ずかしいです、ごめんなさい😫😫😫
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Unknown (ハリジョージスン)
2022-09-16 00:44:43
こんばんは。おおー!ドゥーブル!そしてこの曲!バンドもこの曲も大好きなんですよ~。PVに出てくる女性達、この時代を感じますね~ 太眉メイクにソバージュヘア!
アルバムは売れなかった2枚目も所有してます。著名トランペッターのハーブ・アルパートがゲスト参加していて、より実験的サウンドにもトライ、ヒットはしませんでしたが大好きなアルバムであります。今でも愛聴盤です。いかにも欧州的な音でありますが、これらは絶対にアメリカ人では生み出せない音であります。退廃的なフランス映画を観ているような気分になれます。イヤ~本当に素晴らしい!
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彼女は「心のキャプテン」を待つのをやめた (音時)
2022-09-16 05:21:16
http://neverendingmusic.blog.jp/archives/21649313.html
「心のキャプテン」って何だろう?と思いました。その人から励まされ、そして頼りにできるひと…と思いました。彼女はその人がいてこそ、自分の人生と思っていたのかな。
 でも彼女は「心のキャプテン」を待つのを止め、新しいスタートを切ることになります。
 最初、主人公の彼女の視点に立ってこの曲の歌詞の物語を考えていたのですが、その後、ふと「Captain」の立場で考えてみたら…待っていてくれず置いていかれるのも切ないな…と思いました。
 この曲はこうした2つの視点で味わえる曲なんじゃないかなと思いました。グループ名が「Double」だけに。
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幻想的な曲 (hannah)
2022-09-16 21:49:13
星船さん、こんばんは。
Glass Tigerが来るかと予想していましたが、Doubleでしたね。
どちらも同じような一発屋でした。
Doubleはスイス出身だたんですね。
確かにスイス出身のアーティストは記憶にないですね。
そしてこの曲は、幻想的でもの悲しいそんな感じの記憶があります。
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Unknown (ダークディスコ)
2022-09-16 22:13:37
スイスのミュージシャン…思い浮かびませんねぇ。この当時のムーディー・ブルースのキーボード奏者のパトリック・モラーツかな。他にはメタルバンドのKrokus(84年midnite maniacが71位)、テクノポップデュオのYello(87年oh yeahが51位、これは当時映画「フェリスはある朝突然に」や「摩天楼はバラ色に」を見た人なら覚えているはず)あたりでしょうか
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PVは2種類 (星船)
2022-09-16 22:57:27
太ったボンジョビさん続けてこんばんは。
PVは2種類あったのですが、一つはデュオの二人がひたすら歌っているPVで、面白くもなんにもなかったので、もっちろんこっちのPVですよね。曲はなんというか、春や夏じゃあない、冬ですね。それも北欧の冬、でも、それだけイメージできる曲って、なかなかのものですよ。そんなところでこの曲がヒットしたのでしょう。
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アメリカでは絶対生まれないタイプ (星船)
2022-09-16 23:01:44
ハリジョージスンさんこんばんは。
いやいや、びっくりです。このデュオのアルバムを、それもセカンドまでお持ちとは。日本で発売されたのでしょうか?この曲のシングルは、日本で発売されたのは確認したのですが。そもそもこのデュオを知っている人も少ないでしょう。セカンドの"Devils Ball"という曲が、ハーブ・アルパートのトランペットで、評判は大変高かったと、今回調べていて出ていました。残念ながらあんまりヒットしなかったようではありますが。聞いたらいい曲でしたよ。
仰るとおり、アメリカでは絶対生まれないタイプの曲でしょう。
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「Captain」の立場 (星船)
2022-09-16 23:02:33
音時さんこんばんは。
この曲、「「心のキャプテン」を待つのを止めた」歌なのですね。失恋の歌ではあるのでしょうけれども、物悲しい曲調からすると、「待っていてくれず置いていかれる「Captain」の立場」の方の曲だったのかもしれませんね。引き込まれていくような曲でした。
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スイスのアーチストは (星船)
2022-09-16 23:06:33
hannahさんこんばんは。
そうですよね、まさに「幻想的でもの悲しい」曲でありました。それはもう、まさにヨーロッパの曲でした。やっぱりスイスのアーチストはほとんどいないですよね。
Glass Tigerはまだまだ後ですよ。もうしばらくお待ちくださいませ。
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洋楽の世界も奥が深い (星船)
2022-09-16 23:09:43
ダークディスコさんこんばんは。
そうですよね、やっぱり、スイス出身のアーチストで、Top40に入ったのは、他には思い浮かびませんね。それにしても、さすが詳しい!KrokusにYelloですか、全く知らないアーチストです。洋楽の世界も奥が深いですね。
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