1986年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart29はThe Moody Bluesの”Your Wildest Dreams”。最高位は7月12日と19日の2週間の9位。年間チャートは91位。The Moody Bluesとしては、1972年に最高位2位を記録した"Nights in White Satin"「サテンの夜」以来、なんと14年ぶりとなるTop10ヒットとなりました。
The Moody Bluesですが、バンドの歴史は古くデビューは1964年にまで遡ります。
キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、イエス、ジェネシスと並んで60年代から活躍するプログレッシブロックバンドの草分け的なバンドです。私のブログでも、ジェネシス3連発に続けて持ってくる曲は、やっぱり伝統のこのグループ、ムーディー・ブルースしかないでしょう。
デビューアルバムのリリースは、1965年、『The Magnificent Moodies』で、そのアルバムからのシングル"Go Now!"がアメリカでいきなり10位を記録するヒットとなります。ただ、この時はまだプログレッシブバンドではなく、名前のとおりブルースバンドでした。
66年になって、長くバンドの中心として活躍することになるJustin HaywardとJohn Lodgeが加入、音楽性も大きく変わり、プログレッシブロックバンドとして、セカンドアルバム『Days of Future Passed』を発表、シングル"Tuesday Afternoon"も24位を記録するヒットとなります。
その後、プログレッシブロックバンドとしては珍しく、シングルでもTop40ヒットを続け、1972年になってから、セカンドアルバムに入っていた"Nights in White Satin"「サテンの夜」が突然チャートを駆け上がり、最高位2位を記録する大ヒットになります。なお、この曲、キャッシュボックスではNo.1を記録しました。アルバムも大ヒットし、セカンドの『Days of Future Passed』が第3位、そして72年にリリースした8枚目のアルバム『Seventh Sojourn』はついにアルバムチャートNo.1を記録しました。
その後しばらく活動が停滞し、アルバムを出さない時期が続きましたが、1978年には、"Steppin' In A Slide Zone"が最高位39位の小ヒットになり、78年にはイエスからPatrick Morazが加入、ポップに変身し、1981年に発表されたアルバム「Long Distance Voyager(魂の叫び)」が大ヒット、アルバムチャートではNo.1を記録し、再ブレイクを果たします。
このアルバムに収録された"Gemini Dream"も最高位12位を記録、久しぶりの大ヒットになりました。こちらをご覧ください→→→
続く11枚目のアルバム『The Present』はいまいちのヒットに終わりましたが、12枚目のアルバム『The Other Side of Life』からのファーストシングルがこの曲”Your Wildest Dreams”です。曲の作者はJustin Hayward。プロデューサーはTony Visconti。Tony Viscontiは、60年代から活躍するプロデューサーで、David BowieやT. Rexのプロデュースで有名です。
”Your Wildest Dreams”ですが、シンセ・ポップ・ロックの分野には入るのでしょうけれども、独特の流れるようなメロディに、重厚なサウンド、コーラスが加わる曲、これぞ80年代のムーディー・ブルース、と言っていいでしょう。アルバムも、最高位9位の大ヒットアルバムとなりました。
The Moody Bluesですが、バンドの歴史は古くデビューは1964年にまで遡ります。
キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、イエス、ジェネシスと並んで60年代から活躍するプログレッシブロックバンドの草分け的なバンドです。私のブログでも、ジェネシス3連発に続けて持ってくる曲は、やっぱり伝統のこのグループ、ムーディー・ブルースしかないでしょう。
デビューアルバムのリリースは、1965年、『The Magnificent Moodies』で、そのアルバムからのシングル"Go Now!"がアメリカでいきなり10位を記録するヒットとなります。ただ、この時はまだプログレッシブバンドではなく、名前のとおりブルースバンドでした。
66年になって、長くバンドの中心として活躍することになるJustin HaywardとJohn Lodgeが加入、音楽性も大きく変わり、プログレッシブロックバンドとして、セカンドアルバム『Days of Future Passed』を発表、シングル"Tuesday Afternoon"も24位を記録するヒットとなります。
その後、プログレッシブロックバンドとしては珍しく、シングルでもTop40ヒットを続け、1972年になってから、セカンドアルバムに入っていた"Nights in White Satin"「サテンの夜」が突然チャートを駆け上がり、最高位2位を記録する大ヒットになります。なお、この曲、キャッシュボックスではNo.1を記録しました。アルバムも大ヒットし、セカンドの『Days of Future Passed』が第3位、そして72年にリリースした8枚目のアルバム『Seventh Sojourn』はついにアルバムチャートNo.1を記録しました。
その後しばらく活動が停滞し、アルバムを出さない時期が続きましたが、1978年には、"Steppin' In A Slide Zone"が最高位39位の小ヒットになり、78年にはイエスからPatrick Morazが加入、ポップに変身し、1981年に発表されたアルバム「Long Distance Voyager(魂の叫び)」が大ヒット、アルバムチャートではNo.1を記録し、再ブレイクを果たします。
このアルバムに収録された"Gemini Dream"も最高位12位を記録、久しぶりの大ヒットになりました。こちらをご覧ください→→→
続く11枚目のアルバム『The Present』はいまいちのヒットに終わりましたが、12枚目のアルバム『The Other Side of Life』からのファーストシングルがこの曲”Your Wildest Dreams”です。曲の作者はJustin Hayward。プロデューサーはTony Visconti。Tony Viscontiは、60年代から活躍するプロデューサーで、David BowieやT. Rexのプロデュースで有名です。
”Your Wildest Dreams”ですが、シンセ・ポップ・ロックの分野には入るのでしょうけれども、独特の流れるようなメロディに、重厚なサウンド、コーラスが加わる曲、これぞ80年代のムーディー・ブルース、と言っていいでしょう。アルバムも、最高位9位の大ヒットアルバムとなりました。
まずもってスルーだと思っていたので無神経にちょい前のブログで漏らしちゃいましたです。
だって83年秋の、尻atザホイールがあっさりスルーだったし…
でもベテラングループの久々のトップ10入賞なら大物マニヤの⭐⛴️さんの食指は動きますですな?
つーか、そんなにシングルヒット持ってるとは知らなかったです。
ちなみに81年の天海冥は日本でもラジオとかでガンガンかかったんですかね?ベストヒットUSAも始まった年だし小林克也氏のスターオブザウィークとかで取り上げられたりしてたりして。
うーん、しかしこりゃ年末にも82年以来の40入りを果たすあのベテランズも絶対来ますな。
私ゃホントは失速したファイトファイヤウィズファイヤのほうが好きだったんですけどね。
『THE OTHER SIDE OF LIFE』のこの曲はラジオ等でも流れていたのでヒットしたのかもしれないですね。
イギリスのバンドでありながらアメリカでの人気で、60年代のヒット曲「サテンの夜」などはリバイバルして70年代にチャートNo.1を獲得したくらいですし。
聴いてみてジャスティンヘイワードのヴォーカルは良くて厚いコーラスも聴けてキーボードのパトリックモラーツか楽曲を盛り上げております。
ただアルバムはプログレではなく、ある意味シンセポップスのような気がいたします。
アルバムでは「童夢」(1971年)がプログレで大ヒットのでオススメです。
この曲は1986年のヒットということで間違いなく星船さんは取り上げるだろうと予想して半年前に和訳しておりました。
当初は“Wild”という語について、スギちゃんの“ワイルドだろ〜”というような意味なのかなと思っていたら、口語で、「楽しい,愉快な,すてきな」という意味もあり、単純に、「きみの一番素敵な夢」ということでよいのかな。ジャスティン・ヘイワードの“淡い初恋”を歌った歌のようですよ。
The Moody Bluesについてはベテランバンドだとは知っていたものの、初めて聴いた曲は78年の♪Steppin' In ~♪でした。
その後81年の♪Long Distance Voyager♪は確か2週№1でアルバムを買いました。
そのアルバムからのシングルでも♪Gemini Dream♪12位、♪The Voice♪15位でTop10入りしなかったので、久しぶりのヒットでしかもTop10入りには少々驚きでした。
83年の♪The Presence♪は失速気味でしたが、スケールの大きな楽曲は健在ですね。
プログレバンドの割に演奏テクについて語られないバンドのイメージですが山下達郎さんはグレアム・エッジのドラムが最高と話していましたね。個人的には「童夢」「セブンス・ソジャーン」「ボイジャー」は無人島へ持っていきたい10枚に入れたいです
そりゃあもう、GTRを含めたジェネシス3連発の後は、この”Your Wildest Dreams”しかないっていうのは、前から決めていたですから。私は特に大物マニアでもないですが、この4曲の中では、1位になった2曲よりも、GTRとこの曲”Your Wildest Dreams”の方がブログには載せたかったですよ。
"Gemini Dream"や"The Voice"ですが、どうでしょう、日本ではラジオから流れてきましたっけ、あんまり記憶にないですね。日本では受けにくいグループだったかも。
やや、blackmore1207さんは、プログレオタクだったのですね。どおりで詳しい。
この曲”Your Wildest Dreams”は、ムーディーブルースの曲の中では、日本では最もヒットした曲かもしれません。それまでの曲はあんまりラジオから流れてきませんでしたが、この曲はよく聞いた覚えがあります。ポップでメロディアスな日本で好まれるタイプの曲でしょう。
イギリスの5大プログレバンドだと、EL&Pが入っていて、ムーディーブルースが入っていないのですが、アメリカでのセールス的にはEL&Pやプログレ時代のイエス、ジェネシスを上回る人気でした。ジャスティンヘイワードのメロディアスなヴォーカルが一般受けするタイプですね。
もちろんこの曲は載せますです。音時さんと同じく古くからのTop40ファンにとっては、あのムーディーブルースのシングルがTop10ヒット、というのは、ある意味事件だったですよね。
「Wild」には「楽しい,すてきな」ですか、驚きました。普通だと「激しい夢」ですよね。この曲はポップでメロディアスな、私もお気に入りの曲でした。
ムーディーブルースは、私は「サテンの夜」は聞いたことがあったのですが、サイケな雰囲気な曲で、そのムーディーブルースが、"Steppin' in a Slide Zone"で、ちょっとだけですがTop40に入ってきて、聞きやすくなっていてびっくりしました。イギリスのプログレバンドの中では、メロディアスですし、ポップなところもある分かりやすい音楽でした。14年ぶりのTop10ヒットはホント驚きましたね。
そうでしたか、3つの年代でTop10ヒットを出したバンドはローリング・ストーンズ、キンクス、ムーディー・ブルースに、スターシップですか。バンドは、長く続けること自体が難しいと思いますし、コンスタントにシングルの大ヒットを出すのは、さらに難しいと思います。そういうところでも、この4グループは偉大なバンドですね。「ドラム」にも注目して聞いてみます。
サンタナが3つの時代でTop10ヒットがあるかと思いましたが、以外にも80年代が、"Hold On"の15位が最高でした。まあ、サンタナは個人バンドみたいなものですが。