ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

1979年10月27日付 Billboard 全米 Top40 コモドアーズ Commodores - Sail On

2015-10-27 20:57:52 | 1979年ビルボードTop40
1979年10月27日付ビルボード All American Top40、2週目の1位はHerb Alpertの"Rise"、Herb Alpert & The Tijuana Brassとして60年代に大ヒット曲を何曲も持っていますが、70年代になってからは初めてのヒットでNo.1獲得。インストゥルメンタルナンバーでは1977年のMecoの"Star Wars Theme"以来です。

2位は3位からアップ、音楽ユニットMの"Pop Muzik"。テクノポップでは初めての大ヒットです。
3位は2位からダウン、10月13日の1週のみでしたが1位を記録、Michael Jacksonの"Don't Stop 'Til You Get Enough"。ソロでは1972年の"Ben"以来のNo.1です。
4位は6位からアップ、Donna Summerの"Dim All The Lights "。ディスコの女王ドナ・サマー、年間チャート2位のウルトラヒット"Bad Girls"に続くTop5ヒットです。
5位は前週と変わらず、Dionne Warwickの"I'll Never Love This Way Again"。1974年に1位を記録したThe Spinners & Dionne Warwickの"Then Came You"以来のTop5ヒットです。

この週4位からダウンして6位はThe Commodoresの"Sail On"。年間チャートは98位でした。
The Commodores、いわずと知れたライオネル・リッチーを中心とするソウルファンクグループ。
ファンクナンバーからバラードまで数々のヒットを送り出す大人気グループです。
この"Sail On"、この曲は他の人気バラードナンバーとは一味違うのですよね。
ライオネル・リッチーはカントリーの本場アラバマ州出身だからでしょうか、この"Sail On"はカントリーの影響が濃く出ているバラードです。
コモドアーズのヒット曲の中では大ヒットにはなりませんでしたが、この曲は彼らの曲の中で最も好きな好きなナンバーなのです。
メロディも、軽い感じのボーカルも、コーラスも素晴らしい曲です。


今週 先週 song / artist
1 1 RISE / HERB ALPERT
2 3 POP MUZIK / M
3 2 DON'T STOP 'TIL YOU GET ENOUGH / MICHAEL JACKSON
4 6 DIM ALL THE LIGHTS / DONNA SUMMER
5 5 I'LL NEVER LOVE THIS WAY AGAIN / DIONNE WARWICK
6 4 SAIL ON / COMMODORES
7 9 HEARTACHE TONIGHT / EAGLES
8 10 STILL / COMMODORES
9 15 TUSK / FLEETWOOD MAC
10 12 YOU DECORATED MY LIFE / KENNY ROGERS
11 7 SAD EYES / ROBERT JOHN
12 14 DIRTY WHITE BOY / FOREIGNER
13 16 PLEASE DON'T GO / KC & THE SUNSHINE BAND
14 26 BABE / STYX
15 19 GOOD GIRLS DON'T / KNACK
16 18 LOVIN', TOUCHIN', SQUEEZIN' / JOURNEY
17 22 COME TO ME / FRANCE JOLI
18 20 HOLD ON / IAN GOMM
19 8 MY SHARONA / KNACK
20 35 SHIPS / BARRY MANILOW
21 11 HEAVEN MUST HAVE SENT YOU / BONNIE POINTER
22 24 I KNOW A HEARTACHE WHEN I SEE ONE / JENNIFER WARNES
23 25 THIS NIGHT WON'T LAST FOREVER / MICHAEL JOHNSON
24 34 BROKEN HEARTED ME / ANNE MURRAY
25 27 GOTTA SERVE SOMEBODY / BOB DYLAN
26 13 LONESOME LOSER / LITTLE RIVER BAND
27 23 WHERE WERE YOU WHEN I WAS FALLING IN LOVE / LOBO
28 28 MIDNIGHT WIND / JOHN STEWART
29 32 IF YOU REMEMBER ME / NIGHT
30 17 SPOOKY / ATLANTA RHYTHM SECTION
31 33 SO GOOD, SO RIGHT / BRENDA RUSSELL
32 21 GET IT RIGHT NEXT TIME / GERRY RAFFERTY
33 59 NO MORE TEARS / BARBRA STREISAND & DONNA SUMMER
34 40 RAINBOW CONNECTION / KERMIT
35 37 YOU'RE ONLY LONELY / J.D. SOUTHER
36 38 FINS / JIMMY BUFFETT
37 57 DREAM POLICE / CHEAP TRICK
38 43 PLEASE DON'T LEAVE / LAUREN WOOD
39 42 STREET LIFE / CRUSADERS
40 45 VICTIM OF LOVE / ELTON JOHN

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6 コメント

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おおっー船出だ~! (めった)
2015-10-28 18:41:45
ライオネルリッチーの作品では「Easy」と並んで好きな曲です。両曲とも恋にサヨナラをして、自分らしい生き方を模索する主人公がいます。でも「Easy」が、所詮オレはオレ、日曜の朝みたいに気楽なヤツだから、、、と自嘲気味なのにたいして、「Sail On」では、“さあ、船出だ。こんなに気持ちいいことはなかったよー。”と一歩踏み出す主人公の姿が心地良いです。何度もこれまでに励まされました(^_^;)
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Sail On (星船)
2015-10-28 22:45:13
めったさんこんばんわ。
なるほど、恋をあきらめ憂鬱な気分を吹き飛ばし新たな一歩を踏み出す前向きな曲なのですね。
私も、コモドアーズ・ライオネルリッチーの曲では、ファンキーな曲やあまりにベタなラブバラードよりも「Easy」と「Sail On」の2曲は最も好きな曲です。軽いポップスバラード調がイイですね。
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安心して聴けます (ミュウ)
2015-11-01 22:11:15
ライオネルリッチーはこういう曲を歌うと本当に味がありますね。
歌詞の意味を知ると、また新たな魅力に気がつきます。
盛り上がり方も秀逸です。
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コモドアーズ (星船)
2015-11-03 21:50:22
ミュウさんこんばんわ。
この曲は、ライオネルリッチーの素晴らしさをとってもよく感じることができます。
2年ほど前に出たライオネルリッチーのアルバムはカントリー歌手とのコラボでしたが、彼の音楽性はホントに幅広いですね。
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Unknown (ローリングウエスト)
2015-11-07 11:36:37
やはり1970年代のコモドアーズのバラードは最高ですね~!小生は「アイムイージー」(1977)が一番大好き!ジュークボックス(今や死語)でよく聴いていた名曲でした。「日曜朝の気分はイージー・・、心地よい気楽さの喜びを感じる・・」、誰にも共通した心境を噛み締めるように歌ったライオネルリッチーよかったなあ・・。それまでコモドアーズと言えば、「マシンガン」(1974)など電信音インストルメンタル曲のシンセサイザー系ダンスミュージックバンド、またはアップテンポな「ブリックハウス」(1977)でのファンキー系ディスコバンドとして活躍していたのでその一挙変貌ぶりにびっくりしたものです。
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コモドアーズ (星船)
2015-11-07 22:03:57
ローリングウエストさんこんばんわ。
私のイメージもコモドアーズ=ファンク・ディスコバンドでしたので、美しいバラードの連発には驚きました。この頃のコモドアーズは良い曲が多かったですね。
ライオネル・リッチーバンドのようになってしまった80年代にはない幅広い音楽が魅力でした。
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