ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ボストン Boston - Can'tcha Say (You Believe In Me) / Still In Love(1987年の洋楽 Part16)

2023-04-27 20:42:05 | '87年洋楽
1987年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart16は、Bostonの"Can'tcha Say (You Believe In Me) / Still In Love"。最高位は4月18日付と25日付の第20位。年間チャートは圏外でした。

Bostonですが、デビューの時から私の大好きなバンド、私のブログにも、もう何度も出てきています。Bostonのファーストアルバムは1976年リリースの『Boston』。最高位こそ3位とNo.1を逃しましたが、年間チャートは5位(1977年)と、新人ロックグループとしては異例の大ヒット、最終的には、全世界で2000万枚以上売り上げる、歴史的な大ヒットを記録、シングルも、"More Than a Feeling"が最高位5位を記録するなど、3曲がTop40入りしました。"More Than a Feeling"はこちらをご覧ください→→→

1978年には2枚目のアルバム『Don't Look Back』をリリース、アルバムチャートでは初のNo.1を記録、シングルも、"Don't Look Back"が最高位4位と、2曲目のTop5ヒットとなり、ファースト、セカンドあわせて、合計5曲がTop40に入りました。

それから、レコード会社との法廷闘争などもあり、長い沈黙を続けていましたが、1986年、法廷闘争も決着し、ついに復活してリリースしたのが3枚目のアルバム『Third Stage』です。アルバム『Don't Look Back』に続き、このアルバムもNo.1を記録、年間チャートでも17位の大ヒットアルバムとなりました。また、このアルバムからのファーストシングルが"Amanda"、この曲でついにシングルでもNo.1を記録しました。こちらをご覧ください→→→

このアルバムから、セカンドシングルが"We're Ready"、この曲もヒットし、最高位9位を記録しました。
そしてサードシングルがこの曲"Can'tcha Say (You Believe In Me) / Still In Love"です。曲の作者、プロデュースとともに、もちろんTom Scholzです。

"Can'tcha Say (You Believe In Me) / Still In Love"ですが、いきなりBrad Delpのアカペラのイントロから入り、Tom Scholzのギターで、徐々に盛り上がってきます。他のバンドには絶対に真似できない、デビュー以来続くこれぞボストンサウンドです。

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22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (太ったボンジョビ (*`・ω・)ゞ)
2023-04-27 21:32:55
バナさん、ついにオキニのラストですかね?
ボストン、この曲あたりではそろそろ…でまた8年の眠りに…。
曲は初っぱなしか覚えておらずでした、ごめんなさい😫
私はサードステージからですのでフレッシュな気持ちでアマンダを聴きまして、うーん静かだ…そしてワレデーイ!でカッチョイーーとなりました。
しかしまたごめんなさい、アルバム覚えてないですです。
シングル以外でイイやつ教えてくださいませませ。
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壮大なスケール (hannah)
2023-04-28 00:56:32
星船さん、こんばんは。
そうですね、このドラマチックな、壮大なスケールがデビュー時からのBostonの楽曲ですね。
決して大げさに聴こえないのがいいところです。
B.Delpのヴォーカルはいろいろ言われたこともありますが、それがBostonですね。
♪More Than A Feeling♪を聴いた時の衝撃は忘れられません。
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Unknown (blackmore1207)
2023-04-28 08:05:41
こんにちは。
アルバム発売当初は「Amand」「To be a man, Can't cha say?」のキャッチーなメロディーな曲以外は余り興味が湧きませんでしたが、今、聞き直してみると、よく出来たコンセプトアルバムと思います。
Bostonと言う全米屈指をバンド名にしたからには納得に行く作品を世に出さねばとTomさんも感じていたのでしょうか?
1,2作はそれぞれに魅力的ですが、宇宙をテーマにした”静”を考えると本作が一番ですね。
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Unknown (ikenaijoni)
2023-04-28 08:26:20
おはようございます。
ボストンの録音クオリティはカーペンターズと共に当時のレコードの中では圧倒的でした。
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壮大なスケールの (星船)
2023-04-28 18:11:08
太ったボンジョビさんこんばんは。
ボストンのアルバムですが、私は、ファーストの『Boston 幻想飛行』は一番のお気に入りではありますが、次がこの3枚目の『Third Stage』だったです。全体的にワンパターンとは言われることもありますが、飽きさせない、壮大なスケールの曲が多かったです。
「シングル以外でイイやつ」⇒全部です。
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衝撃が (星船)
2023-04-28 18:13:20
Hannahさんこんばんは。
ボストンですが、やっぱり、そんじょそこらの他のバンドには絶対にまねできない、唯一無二のアメリカンロックでした。
「壮大なスケール」なのに大げさではない、って、やっぱりボストンだけですよね。Brad Delpのハイトーンボーカルに、Tom Scholzの特別仕様のギターの音色が、それを可能にしています。私も、ラジオから流れてきた” More Than A Feeling”を初めて聞いた時には、衝撃が走りました。おんなじですね。
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味わいが (星船)
2023-04-28 18:21:19
blackmore1207さんこんばんは。
Tom Scholzさんは、かなりの完璧主義者のようですね。どの曲を聞いても妥協のない、いい曲が並んでいます。『Third Stage』も、聞けば聞くほど味わいが深まる、素晴らしいアルバムだと思います。
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Tom Scholzのこだわり (星船)
2023-04-28 18:24:18
ikenaijoniさんこんばんは。
Bostonの音、広がりのある音ですよね。そこが宇宙を感じさせるのでしょう。Tom Scholzのこだわりが感じられます。
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Unknown (かんた)
2023-04-28 21:06:29
>全体的にワンパターンとは言われることもありますが、

どなたかのブログで書かせていただきましたが、ボストンの音楽って、どこを切り取っても"ボストン"しか出てこないという、まさに金太郎飴のような音楽ですよね。
これと同じタイプのアーティストといえば、なんといってもイングヴェイ・マルムスティーン。
彼の音楽も、どこを切り取っても"イングヴェイ"なんです。
ただイングヴェイの場合は、単なるテクニックの見せびらかし」と言って毛嫌いされたり飽きられたりしますが(私はそうでもないんですがね)、ボストンの場合、そうじゃないあたりが、やはり才能の違いなんだと思います。
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1stアルバムと同じぐらい (hannah)
2023-04-28 21:57:01
星船さん、こんばんは。
この3rdアルバムを聴いた時は、1stアルバムを聴いた時と同じぐらいの感激でした。
1stはもちろん初めて聴いたような楽曲でしたし、このアルバムは8年ぶりという時間と、♪Amanda♪の彼らならではの素晴らしいバラードでした。
T.SholzもMIT出身だけあって、マルチな才能を見せてくれます。
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