1983年7月2日付ビルボード All American Top40、6週目の1位、年度を代表する大ヒットになりました、Irene Caraの"Flashdance ... What A Feeling"、映画『フラッシュダンス』の主題歌です。Irene Caraですが、1980年のこちらも映画『フェーム』の主題歌で最高位4位を記録して以来の2曲目のTop5ヒット、もちろん初めてのNo.1獲得です。
2位は3位からアップ、Eddy Grantの"Electric Avenue"。Eddy Grant、イギリスでは70年代後半からヒット曲がありますが、アメリカでは初めてのヒットが大ヒットになりました。
3位は4位からアップ、The Policeの"Every Breath You Take"。The Policeですが、この曲で6曲目のTop40ヒット、1981年に最高位3位を記録した"Every Little Thing She Does Is Magic"以来2曲目のTop3入りです。
4位は2位からダウン、Culture Clubの"Time (Clock Of The Heart) "。アメリカでのデビューシングルで2位を記録した"Do You Really Want to Hurt Me"に続く2曲連続の2位、残念ながら1位にはなれませんでしたが大ヒットになりました。
5位は8位からアップ、Sergio Mendesの"Never Gonna Let You Go"。Sergio Mendesですが、1960年代から活躍、1968年にSérgio Mendes and Brasil '66.の名前で3曲のTop40ヒット、そのうち"The Look of Love"は最高位4位を記録しています。それ以来の16年ぶりのTop5ヒットです。
この週6位はStyxの"Don't Let It End"。最高位はこの週1週間のみでしたが6位。年間チャートは60位でした。
Styx、結成は1972年、皆さんご存知、アメリカンプログレハードロックバンドの中で最も人気のあるバンドです。私のブログでもこの曲で6回目の登場となる大好きなバンドです。
初めてヒットしたのは2枚目のアルバム『StyxⅡ』。そのアルバムからのシングル"Lady"が全米6位の大ヒットになります。この時にはまだトミー・ショウはバンドに参加していませんでした。
トミー・ショウが加入したのは1976年にリリースした彼ら6枚目のアルバム『Crystal Ball』、そして次の7枚目のアルバム『The Grand Illusion』がアルバムチャート6位を記録、シングル"Come Sail Away"が8位の大ヒット、大人気バンドになります。"Come Sail Away"は名曲でした。
さて、"Don't Let It End"ですが、彼ら11枚目のスタジオアルバム『Kilroy Was Here』収録曲。このアルバムはアルバムチャート3位を記録する大ヒットアルバムになりました。そのアルバムからの2枚目のシングルカット曲がこの曲"Don't Let It End"です。ファーストシングルの"Mr. Roboto"も最高位3位、年間28位の大ヒットでした。
"Don't Let It End"の作者はDennis DeYoung。彼の得意なパワーバラードです。
Styxの良いところは、Dennis DeYoungのプログレバラード系のロックと、 Tommy Shawのハードロック系の曲がいい具合にまじりあっているところですよね。
今週 先週 song / artist
1 1 FLASHDANCE ... WHAT A FEELING / IRENE CARA
2 3 ELECTRIC AVENUE / EDDY GRANT
3 4 EVERY BREATH YOU TAKE / POLICE
4 2 TIME (CLOCK OF THE HEART) / CULTURE CLUB
5 8 NEVER GONNA LET YOU GO / SERGIO MENDES
6 7 DON'T LET IT END / STYX
7 10 TOO SHY / KAJAGOOGOO
8 6 FAMILY MAN / DARYL HALL & JOHN OATES
9 15 WANNA BE STARTIN' SOMETHIN' / MICHAEL JACKSON
10 14 SHE'S A BEAUTY / TUBES
11 17 COME DANCING / KINKS
12 9 AFFAIR OF THE HEART / RICK SPRINGFIELD
13 19 OUR HOUSE / MADNESS
14 16 I'M STILL STANDING / ELTON JOHN
15 5 LET'S DANCE / DAVID BOWIE
16 11 BEAT IT / MICHAEL JACKSON
17 25 IS THERE SOMETHING I SHOULD KNOW / DURAN DURAN
18 21 ALL THIS LOVE / DEBARGE
19 27 STAND BACK / STEVIE NICKS
20 13 ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME / NAKED EYES
21 26 BABY JANE / ROD STEWART
22 12 FAITHFULLY / JOURNEY
23 33 1999 / PRINCE
24 24 THE WOMAN IN YOU / BEE GEES
25 30 SHE WORKS HARD FOR THE MONEY / DONNA SUMMER
26 32 SWEET DREAMS (ARE MADE OF THIS) / EURYTHMICS
27 31 ROLL ME AWAY / BOB SEGER & THE SILVER BULLET BAND
28 29 WISHING / FLOCK OF SEAGULLS
29 22 WE TWO / LITTLE RIVER BAND
30 23 TRY AGAIN / CHAMPAIGN
31 18 OVERKILL / MEN AT WORK
32 41 FASCINATION / HUMAN LEAGUE
33 40 CUTS LIKE A KNIFE / BRYAN ADAMS
34 35 DON'T PAY THE FERRYMAN / CHRIS DEBURGH
35 45 HOT GIRLS IN LOVE / LOVERBOY
36 38 WHITE WEDDING / BILLY IDOL
37 20 MY LOVE / LIONEL RICHIE
38 43 TAKE ME TO HEART / QUARTERFLASH
39 48 MANIAC / MICHAEL SEMBELLO
40 44 STOP IN THE NAME OF LOVE / HOLLIES
2位は3位からアップ、Eddy Grantの"Electric Avenue"。Eddy Grant、イギリスでは70年代後半からヒット曲がありますが、アメリカでは初めてのヒットが大ヒットになりました。
3位は4位からアップ、The Policeの"Every Breath You Take"。The Policeですが、この曲で6曲目のTop40ヒット、1981年に最高位3位を記録した"Every Little Thing She Does Is Magic"以来2曲目のTop3入りです。
4位は2位からダウン、Culture Clubの"Time (Clock Of The Heart) "。アメリカでのデビューシングルで2位を記録した"Do You Really Want to Hurt Me"に続く2曲連続の2位、残念ながら1位にはなれませんでしたが大ヒットになりました。
5位は8位からアップ、Sergio Mendesの"Never Gonna Let You Go"。Sergio Mendesですが、1960年代から活躍、1968年にSérgio Mendes and Brasil '66.の名前で3曲のTop40ヒット、そのうち"The Look of Love"は最高位4位を記録しています。それ以来の16年ぶりのTop5ヒットです。
この週6位はStyxの"Don't Let It End"。最高位はこの週1週間のみでしたが6位。年間チャートは60位でした。
Styx、結成は1972年、皆さんご存知、アメリカンプログレハードロックバンドの中で最も人気のあるバンドです。私のブログでもこの曲で6回目の登場となる大好きなバンドです。
初めてヒットしたのは2枚目のアルバム『StyxⅡ』。そのアルバムからのシングル"Lady"が全米6位の大ヒットになります。この時にはまだトミー・ショウはバンドに参加していませんでした。
トミー・ショウが加入したのは1976年にリリースした彼ら6枚目のアルバム『Crystal Ball』、そして次の7枚目のアルバム『The Grand Illusion』がアルバムチャート6位を記録、シングル"Come Sail Away"が8位の大ヒット、大人気バンドになります。"Come Sail Away"は名曲でした。
さて、"Don't Let It End"ですが、彼ら11枚目のスタジオアルバム『Kilroy Was Here』収録曲。このアルバムはアルバムチャート3位を記録する大ヒットアルバムになりました。そのアルバムからの2枚目のシングルカット曲がこの曲"Don't Let It End"です。ファーストシングルの"Mr. Roboto"も最高位3位、年間28位の大ヒットでした。
"Don't Let It End"の作者はDennis DeYoung。彼の得意なパワーバラードです。
Styxの良いところは、Dennis DeYoungのプログレバラード系のロックと、 Tommy Shawのハードロック系の曲がいい具合にまじりあっているところですよね。
今週 先週 song / artist
1 1 FLASHDANCE ... WHAT A FEELING / IRENE CARA
2 3 ELECTRIC AVENUE / EDDY GRANT
3 4 EVERY BREATH YOU TAKE / POLICE
4 2 TIME (CLOCK OF THE HEART) / CULTURE CLUB
5 8 NEVER GONNA LET YOU GO / SERGIO MENDES
6 7 DON'T LET IT END / STYX
7 10 TOO SHY / KAJAGOOGOO
8 6 FAMILY MAN / DARYL HALL & JOHN OATES
9 15 WANNA BE STARTIN' SOMETHIN' / MICHAEL JACKSON
10 14 SHE'S A BEAUTY / TUBES
11 17 COME DANCING / KINKS
12 9 AFFAIR OF THE HEART / RICK SPRINGFIELD
13 19 OUR HOUSE / MADNESS
14 16 I'M STILL STANDING / ELTON JOHN
15 5 LET'S DANCE / DAVID BOWIE
16 11 BEAT IT / MICHAEL JACKSON
17 25 IS THERE SOMETHING I SHOULD KNOW / DURAN DURAN
18 21 ALL THIS LOVE / DEBARGE
19 27 STAND BACK / STEVIE NICKS
20 13 ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME / NAKED EYES
21 26 BABY JANE / ROD STEWART
22 12 FAITHFULLY / JOURNEY
23 33 1999 / PRINCE
24 24 THE WOMAN IN YOU / BEE GEES
25 30 SHE WORKS HARD FOR THE MONEY / DONNA SUMMER
26 32 SWEET DREAMS (ARE MADE OF THIS) / EURYTHMICS
27 31 ROLL ME AWAY / BOB SEGER & THE SILVER BULLET BAND
28 29 WISHING / FLOCK OF SEAGULLS
29 22 WE TWO / LITTLE RIVER BAND
30 23 TRY AGAIN / CHAMPAIGN
31 18 OVERKILL / MEN AT WORK
32 41 FASCINATION / HUMAN LEAGUE
33 40 CUTS LIKE A KNIFE / BRYAN ADAMS
34 35 DON'T PAY THE FERRYMAN / CHRIS DEBURGH
35 45 HOT GIRLS IN LOVE / LOVERBOY
36 38 WHITE WEDDING / BILLY IDOL
37 20 MY LOVE / LIONEL RICHIE
38 43 TAKE ME TO HEART / QUARTERFLASH
39 48 MANIAC / MICHAEL SEMBELLO
40 44 STOP IN THE NAME OF LOVE / HOLLIES
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星船さんが仰るように、この曲はD.De Young得意のパワーバラードですね。
特に間奏が好きで、♪Mr. Roboto♪よりもお気に入りの曲でした。
彼とT.Shawの特徴が異なる曲調の絶妙なバランスがStyxの強みですが、コンセプトアルバムを好むD.De YoungとそうではないT.Shawの不仲説も耳にしまました。
STYX＝三途の川、なんだそうです。
40年前なんで記憶も曖昧ですが、小林克也さんのコーナーじゃなかったはず。実家にこの号残っているかな？
PVの最初に出てくる女のひとの写真はデニスの奥さまであるとのこと。PVでは「愛の火を燃やせ」はデニスは普段着ですが、デニス創作の"ミュージカル？"アルバム「Kilroy was here」の物語なかではこの曲の流れる場面が決まっています。
ロックンロールが禁止された世の中。キルロイは監獄に閉じ込められてすっかり希望を失いかけてるなかでこの曲、となります。
彼女も恋しい、もう駄目だ…でも、こんな風に終わらせちゃいけない！愛も、それからロックンロールも！
アルバム「Kilroy was here」のラストナンバーは"Don'tLet it end (Reprise）"。邦題「ロックン・ロールの火を燃やせ」です。でもこの曲は"Don't Let It End"のリプライズとタイトルは付いていますが、メロディは"ミスター・ロボット"リプライズと言った方が合ってますね（笑）。
終わりにしないさ！ チャック・ベリー
終わりにしちゃダメさ ザ・プラターズ
終わりにしないぞ リトル・リチャード
音楽の火を消すな…！
と往年のアーティストの名前を飛び出す、ノリノリのナンバーで大ロックンロール大会です。こちらも僕のブログで記事にしていますのでお時間ありますときにご覧ください。
この曲、"Mr. Roboto"の40位を上回る35位でニューエントリーしてきたときは、「1位も...」と思いましたが、"Mr. Roboto"に次いで一位ならず。しかもTOP5入りまで逃すとは...。
"The Best Of Times"も31位のニューエントリーながら3位止まりとハイエストデビュー曲を輩出する割には№1シングルに恵まれませんでした。
ちなみにBillboardHOT100がスタートした1958/8/4付からこの"Don't Let It End"がニューエントリーした1983/4/30付までの25年間にいきなりTOP40にエントリーした曲を3曲以上持つのは僅か8組。その中にこのStyxも含まれますが、№1はゼロ。8組中唯一TOP40ニューエントリー3曲が全て1位ならずという不名誉な記録となってしまいました。
アーティスト TOP40ニューエントリー数と№1数
Beatles 15曲中10曲
Elvis Presley 5曲中2曲
Bee Gees 3曲中3曲
John Lennon 3曲中1曲
Kenny Rogers 3曲中1曲
Monkees 3曲中1曲
Rolling Stones 3曲中1曲
Styx 3曲中0曲
なお、Babeは初登場72位でした。
中でもこの曲は大好きです。
「ミスター・ロボット」より上の順位で初登場してきた時には、１位になって欲しいと思っていましたが、
かないませんでした。
まさか、トップ５入りも出来ずとは、思ってもいませんでした。
１９８２年の来日の際は、武道館に見に行きました。
確かにStyxはTop40のNEW RNTRYが3曲ありますが、いずれも1位にはならなかったですね。
♪Babe♪は何位NEW ENTRYだったでしょうか。1位になったのはCash Boxだったでしょうか。
ところで、♪Kilroy Was Here♪からの2曲連続でD.De Youngの曲がシングルになりましたが、過去2枚のアルバムでは、T.Shawと1曲ずつでしたね。
リアルタイムはパラダイスシアターからですが、それ以前の日本シングル、ボートあたりからスティクス自体は結構好きです
しかしベイブ、ロボット、ドレリエン、あとソロのデザムンには眉を潜めております。
デニスデでもベストオブタイムズと砂上パラダイスは大好きなんですが、ドレリエンはセカンドシングルとして期待していた分、真面目な歌ではあるけれど売りが弱かったように思います。
日本だとジャーニーとぶつかったのも痛かったかも知れませんね。
フロンティアーズを買う人聴きたがる人が多かったっぽいけど、キルロイはレンタルさえあんまされてなかった印象。
(ソースは学生寮のみなさん)
やっぱりロボットは笑われただけだったかな？
もっとも81年か82年のFMでのライブはブルカラやイリュージョンまで聴けて素晴らしかったな、ハフペニトゥペニも男らしかったし。
ロボットはカラオケでもネタで1回やりましたが、真面目に歌って滑ってしまいました。
(>。<)ﾋﾝﾋﾝ
私もこの曲"Don't Let It End"の方が"Mr. Roboto"よりもずっと好きでした。両方ともおんなじDennis DeYoungの曲でしたが、曲の傾向はだいぶ違いました。
Dennis DeYoungとTommy Shaw、両者がいてこそのスティックスでしたね。
この曲のヒットを最後にStyxはグループとしての活動は休止状態になりました。（と記憶しています）
84年にライブアルバムから♪Music Time♪のシングルがありましたが、確か40位止まりだったような。
そして、D.De Youngのソロヒット♪Desert Moon♪でしたから。
もうヒットチャートをほとんど聴かなくなった91年の♪Show Me The Way♪のヒットは驚きでしたが。
そうなんですか、STYXは「三途の川」なのですね。勉強になります。
「百万人の英語」とは懐かしいです。
小林克也さんが洋楽を題材にしていました。私も時々テキストも買って聞いていました。