前橋市議会議員中島もとひろの“私たちの子どもや孫の世代のために!”

前橋市議会議員中島もとひろのブログです。日々の活動や愛する故郷“前橋”への熱い思いを、このブログを通じてお伝えします!

議長声明

2009-06-30 23:21:03 | Weblog
 本日、平成21年第2回前橋市議会定例会が、閉会となりました。

 振り返りますと、6月15日の突然の議長就任以来、政務調査費問題に揺れる中で、まさに綱渡りの議会運営でありました。議長として、市長提案の国の景気対策関連議案を含む重要案件を採決まで導かなければといった大変なプレッシャーもありましたが、何とかここまで辿り着くことができ、取り敢えず“ホット一息”といったところです。

 また、この度の政務調査費問題については、議長就任以来、今定例会閉会日である6月末日を目途に、議会の自浄能力を発揮し、もう二度と同じ過ちを繰り返さないために問題の所在を明らかにしたいと、今定例会中断続的に各派代表者会議を開き、真相究明に全力を尽くして参りましたが、6月26日、高木政夫前橋市長より法的根拠に基づく監査要求が為されたため、当面、その推移を見極めることと致しました。

 なお、今定例会の閉会にあたり、議会としての1つの節目として、下記の通り「議長声明」を発表させて頂きました。この議長声明にもございますように、今後直ちに議会改革に取り組み、本市議会の信頼回復に全身全霊を傾注する決意でございますので、市民の皆様にはご理解を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

議 長 声 明

                   平成21年6月30日(火)
                   前橋市議会議長 中 島 資 浩

 今般、平成20年度政務調査費の支出において、一部会派における不適切な支出の実態が明らかとなり、前橋市議会に対する市民の信頼を大きく失墜し、世間をお騒がせ致しましたことを、心よりお詫び申し上げます。
 本市議会においては、平成20年2月に「政務調査費使途基準の運用指針」(以下、運用指針)を策定し、収支報告書に原則全ての支出について領収書の添付義務を課すなど、その透明性を確保すべく、積極的な情報公開に努めて参りました。
 にもかかわらず、その趣旨に反して、運用指針が適用された初年度において、このような憂慮すべき事態を招いたことは誠に遺憾であり、残念至極であります。
 この事態を厳粛に受け止め、市民の代表機関である本市議会としての自浄能力を発揮し、1日も早い解決と議会としての説明責任を果たすべく、断続的に各派代表者会議を開催し、今定例会の閉会日である6月末日を目途に、再発防止に向けた真相究明に全力を尽くして参りました。
 そうした中、6月26日、高木政夫前橋市長より法的根拠に基づく監査要求が行われたため、当面は、この監査の推移を見極めたいと考えております。
 いずれに致しましても、このような不祥事を二度と繰り返さぬよう、直ちに議会改革に取り組み、議会の透明性の確保はもとより、真に市民の皆様に信頼される清潔な議会を目指して、全身全霊を傾注して取り組む決意でありますので、市民の皆様にはご理解を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。