有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

104 ご支援者から、犬ケーキ。ケーキ我慢でもわかる犬の行動学

2006-02-19 14:29:58 | 補助犬&聴導犬&介助犬
↑長野でペンション経営をされているご支援者の方から、バレンタインデーに犬ケーキをいただきました。本当は、ペンションの常連の方から毎年、飼われている2頭の愛犬に1つずついただいているケーキのうちのひとつだったそうです。
 1頭の子が悲しいことに亡くなってしまったとのことで、せっかくいただいたステキなケーキなのですが、協会の子達にどうですか? との、愛情のこもった、やさしいお申し出でした。「ぜひ、お願いいたします」と、お願いいたしました。
 届いたのは、クール宅急便。ステキなケースに入ったゴージャスなケーキ。
 実は、協会でも毎年クリスマスにスタッフの恵美ちゃんが、手創り犬ケーキを作ってくれるのですが、色素なしなので、焼きかぼちゃや野菜が乗っている、健康ケーキです。
 今回のは、思わず箱を開けたケーキに、スタッフがつまみ食いをするくらい、人間のケーキっぽいものでした。一緒にお送りいただいた★型&魚型クラッカーもかわいくて。初め、ケーキを床に置いて5頭をウェイトをさせていたら、どの子も我慢するために、ケーキを見ないようにするので、なんだか、そっぽを向いているようで、変な写真になりました。どうしてもほしいのに「ダメ」と言われると、その対象物を見ないようにするのです。見れば、もっとほしくなるでしょ? なので、自分から見ないようにするんですね。

 なので、アングルを変えケーキを少し上に持ち上げ「いいよ」っと、規制を解除したら、しん君だけがケーキにむしゃぶりつきました。いつもは、弱わっちそうなしん君が一番に飛びつくなんて、本当に興味深いです。ということで、写真をパチリ。しん君だけ、舌をペロリと出しています。ステキなケーキに、協会にいる8頭の子達は大満足でした。ご馳走様でした。亡くなったワンちゃんにもお礼を申し上げます。協会の子達におすそ分けをしてくれて、本当にありがとね。

103 「べる」っちの訓練、ベルメゾンさまの助成で、順調

2006-02-19 14:12:10 | 聴覚障害福祉
↑身体障害者補助犬法後、聴導犬や介助犬にも、行政から貸与後の補助金がつくようになりました。でも、まだまだ、盲導犬以外の身体障害者補助犬は、地域によっては、ご担当者にとってなじみがないようで、地域によっては、聴導犬、介助犬には、補助金がつきにくいところもあります。
 なので、訓練や貸与がスムーズにいくように、(敬称略にさせていただきます。すみません)ライオンズクラブ、ロータリークラブ、団体や企業からご助成をいただいて、協会の候補犬をどんな場所にも貸与できるようなお手伝いをいただいております。
 その中で、千趣会のベルメゾンからのご助成で、べるちゃんの訓練が進んでいます。写真は、べると担当トレーナーの矢沢さんの訓練風景です。
 幼少期は、ソーシャライザーさんから「おしっこ姫」と呼ばれていた「べる」姫ですが、少しずつレディにちかづいていくようです。
 成長が楽しみ。べるの後には、みっちー。あき、まる、まみちゃんと後輩が続きます。