この店はどうかな?
日頃、食事に立ち寄ったお店や建物のことを書き込みます。浦和、志木、県内、都内、そして最近は福島県がエリアです。
 



上野の森にある西洋美術館に行くと、
世界遺産にしようという”のぼり”が掲げられています。
これは、ご存知の方も多いと思いますが、
西洋美術館を設計したル・コルビジェの
建築や都市計画を世界遺産登録にしようとのことで、
フランスで準備中です。
対象となる彼の23作品は世界各国にまたがり、
そのうちの一つ、日本に唯一現存する建物が、
この西洋美術館なのです。
(2009年の登録については認められなかった。)

コルビジェは、近代建築の祖ともいえる人で、
20世紀の建築3大巨匠の一人と言われています。
(他の2人は、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファンデルローエ)
独自の尺度「モデュロール」(人体の寸法から導き出したもの)の考えを示し、
これにより建物の設計を行っていった。
「ドミノシステム」により、それまでの組積造から、
鉄筋コンクリートの活用による床と柱の空間構成を可能にした。
機能的な住空間の創造をしていた人。
また、コルビジェに師事した日本人が数名います。
「前川国男」「坂倉準三」「吉阪隆正」他にもいるとか・・・

     ・・・・・・・・・・・・・・・

埼玉会館は、埼玉県人なら誰でも一度は利用されたかと思います。
この建物が前川国男氏の設計によるものです。
まあ、いまさらの話なのだけど・・・

前川国男氏は帝大卒業後すぐ、コルビジェの事務所へ行き、
2年後に帰国、レーモンドの事務所に入所。
1935年に仲間と事務所を開設、10年後の1945年に空襲で焼け、
自邸を事務所に・・・・このときの自邸が
「江戸東京たてもの園」(小金井公園内)に移築されてます。

表札がちゃんとかかっています。


玄関を入ってすぐ左手にリビング(この写真では右が玄関)
それにしても、ドアがでかい。



この時代には極めて珍しい吹きぬけの居間。
この建物を建てたときは1942年で、戦争の影響で、
床面積を制限されていたらしい。一方高さの規制がなかったため、
高さをとり、床面積を抑えたらこの形になったとのこと。


これも当時は珍しいRの枠、板を曲げずに
切り込んで形作った。


キッチンと居間の間にある小窓。
一度内側に切り込みをいれてみたが、
これでは戸が半分邪魔をするため、その外側に
引き戸をつけた。



これも、大きな窓。


コルビジェの影響が現れているのは、
居間の吹き抜けなのだろうか?
ロフトのような空間か?
この辺の考え方もそのうちに調べてみたい。


前川邸を出て隣へ行くと・・・

あの田園調布に建てられたという家がありました。


クリック

で、お腹がすいたなあと、パンフを見ると
1軒お店があるので行ってみます。

一番左にあるのがうどん屋さん






あまり期待してなかったのですが、
手打ちでしこしことした食感、
汁も違和感なくあっと言う間に食べてしまい、
美味しかったと言う感想しか残ってない。
ん~もう一回食べてみたいが
場所が場所だけになかなか行けないよな。
ま、結構美味しかったということで・・・      おしまい。


 



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« なつかしの水... ぶらっと浅草 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。