私の職場で私以外にも、食い意地のはった奴はいるもので、
週初めの朝は、
土日にはどこそこの こういうのを食べてきた。とか、
どこそこの天ぷら知ってますか?という話から始まって、
しばらく、食べ物談議が続く。
当然、私がカレーばかり食べているのも知っていて、
特に神保町付近のカレーに関しては、
私もちょっと譲れないところがあるのも微妙に察知している。
半年ほど前、神保町付近に有名な牛タンカレーを食べてきました。
知ってますか?との話に、
「え! し、しらない。」ちょっとあせり気味で答えると、
一瞬の勝ち誇った顔。
その後は淡々と
「まあ、そんなにたいしたことはないんですけどね・・」
などと言う。
その直後に行くのもなんかなあ。
と思いつつ、ほとぼりも覚めたようなので、
行ってきました。(笑)
「牡丹亭」さん。
なかなか洒落たお店、
建物の造りが重厚で、落ち着いた雰囲気ですね。
場所は、メイン通りから2筋ぐらい奥まったところ。
ちょっとわかりづらいですね。
11:30開店で、その5分前に到着しそうな時間。
路地奥を覗くとすでに2人並んで開店待ち。
周辺を散歩してから行こうと考えていたのをやめ、
とりあえず並びます。(ま、待つといっても5分ほど。)
すぐに入店です。
店内は、分厚い板を使ったカウンター8席ほどと、
ちょっとした仕切りで仕切られた4卓ほどのテーブルです。
ちょっと暗めの店内かな。
もちろん、牛タンカレー定食を注文します。(卵付きで。)
そういえば、牛タンカレーってとある場所で食べたことがあるけど、
あまりいいイメージが残ってないんですよね。
こういう、どちらもメインを張れるものを同じ皿にのせると、
結局、どちらかが割を食ってしまうことがよくあります。
以前食べたのもそんな感じだったなあ。
牛タンだけで十分美味しいのに、あまり深みもないカレーが
一緒になっていて、ちょっとがっかりしたんです。
果たして、このカレーはどうなんでしょう。
10分ほどでできました。
カレーが黒いですね。
しかも、さらさらでいて、だけどとろみもありそう。
欧風の感じだけど、裏ごしでもしているんでしょうか。
事前の調査だと、烏賊のスミを使っているとか。
深みのある美味しいカレーです。
牛タンのほうは、分厚い塊です。
私の想像していたのは、
ペラペラのタンが何枚か乗っているところだったのですが、
これって牛タン?(後でお店の方に聞くとタンのスジ肉らしいです。)
カレーとこの牛の相性が抜群にいい。
だって、これはまさにビーフシチューですよ。
ビーフシチューにスパイスを加えてカレーとして作ってある、
そんな感じです。
濃厚なシチューからじわじわと辛さが追いかけてくる。
美味しいですね。
ちょっと、濃く重たいカレーのようですが、
このテールスープがなかなかスッキリさせてくれます。
でもね。こういう煮込んで味を深めていくものは、
結構もたれるんですよね。
やはり、あとでワンパンチくらいました。(笑)
「牡丹亭」:千代田区神田小川町2-8
自分はこうゆうの好きです
要するにカレー風味のタンシチュー
しかもイカ墨仕様ってすごいですね
ただ・・・
何で「漬物」が付いているのかな?
美味しそうですけど、1人前食べたらあとからもたれそうですね。
これ、旦那さんが好きそうです。
ん~そうか、ねずみおやじさん、
コッテリ好きですものね。
おかしいな、だんだんさっぱりしたものに
嗜好が変わらないですか?
若いですね。(笑)
>何で「漬物」が付いているのかな?
またまた~、本当はこういうものに、
安らぎを感じるでしょう?
美味しいですよ。
そうなんですよね。
後からもたれてしまいました。
私は、焼肉用の薄いので十分ですね。