世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

日曜のディナー

2016-09-10 04:13:09 | 霧の風景


ウィリアム・マイケル・ハーネット、19世紀アメリカ、写実主義。

羽をむしった鳥が壁にぶら下げてある。うまそうだと思う人間もいるだろうが、むごいと思う人間もいるだろう。繰り返し言っていることだが、もう人間は鳥を殺してはならない。鳥類が人間の暴虐に苦しんでいるからだ。そういう自然の声を無視してはいけないのだよ。卵をとられることも、殺されて食われることも、鳥は悲しいのだ。豚も悲しいが、まだ許してくれる。人間が今当然だと思って食っているものも、本当は愛が許してくれていることなのだということを、人間はもう理解しなくてはならない。できるだけ早急に、人間は養鶏に代表される鳥への暴虐を、やめなければならない。鳥や卵を食べていいのは、自然界のものだけだ。





この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 伐採 | トップ | テラコッタの壺のそばで眠る犬 »
最新の画像もっと見る

霧の風景」カテゴリの最新記事