コモチマンネングサ

白薔薇にうながされて、散歩に行ったときの写真です。裏道の隅に、黄水晶の星の塊みたいな花が群れていました。大喜びで撮った下手な写真です。

鉱物に詳しい人は、賢治みたいに、もっとぴったりな表現ができるんでしょうけどね。わたしの知っている黄色い鉱物は今のところトパーズだけなもので。でもこんな感じの鉱物を博物館で見たことがあるような気もします。何だったかなあ。

そこら辺の教養があったら、賢治のように、モリブデンだのタァコイスだのと気取ることができるんですが、そうしたらもっとこの花が美しくなることでしょう。

星の結晶になって空にあがってしまいそうだ。

今日は、信じられないほど、楽です。昨日と比べると、天と地くらい違います。
相変わらず、牛乳や蜂蜜ははなせませんけどね。昨日みたいにふとんのうえでうなることもない。

なんか、ふつうの感じです。

いちばんいたいところをのりこえたかな？　わかりません。そんなこといってまたあしたになったら、元に戻るかもしれない。

がんばれがんばれって、自分を励まして耐えてきたけれど。

どうかこの状態が長く続きますように。

それにしても、病気のことばかり書いているのに、どうしてか病人日記だののカテゴリつくりませんね。わたしは。つくりたくないからなんだけど。つくっちゃったら、気持で負けてしまうような気がして、どんどん前に進んでいくんだ、いつだって変わっていくんだっていう気持ちで毎日をいっていたら、カテゴリでかっちりきめつけるのがいやになるんです。
病気だけど、治るんだから。いつか必ず。

状況はいつだって変わっていくんだから。