日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

新年会

2019-01-12 21:56:10 | 旅日記
朝から降り出しそうな曇り空が広がり、夕方には果たして小雨が降り出しました。この天候ではどのみち使いようがなかったでしょう。今日に関する限りは見送って正解だったことになります。職場で作業をこなした後、新年会で一献傾け、連休初日は終了です。
新年会といっても活動仲間とのそれではなく、高校の部活の先輩後輩諸兄によるものです。自身の活動と重なる関係上、これまで参加する機会はなかったものの、先代顧問在りし頃から一月の三連休の恒例行事だったと聞いています。休みをむざむざ棒に振るより、少しでも活用できればそれに越したことはありません。活動の見送りが確定的となるに至り、飛び入りでの参加を願い出たのでした。
以前も言及した通り、当時は鉄道愛好家にとって受難の時代でした。そのような事情もあり、一級上と下はおらず、在校時から識るのは一人だけ、あとは一度か二度お目にかかったのがせいぜいという顔触れです。しかし、気疲れするかと思いきやそうでもなく、少なくとも職場の宴会よりは気兼ねがありませんでした。これも似た者同士による阿吽の呼吸のおかげでしょう。
出席者の数は二十名を超え、年末にある活動仲間との忘年会と比べても遜色ありません。しかもあちらと違うのは、年代が多岐にわたっていることです。我々自身とともに高齢化する運命にある仲間内の付き合いと違い、こちらは次の世代へ受け継がれていく可能性を持っています。一高校の部活にしては破格の伝統が、末永く続いてほしいと願っている次第です。
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