日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

本日の晩酌 - 大治郎

2019-01-24 23:28:12 | 晩酌
一口に生酒といっても、新酒と熟成したものでは毛色が違うということに、最近ようやく気付いてきました。本日取り上げるのは後者です。
滋賀で山廃造りといえば、おなじみなのは「不老泉」ですが、酸化した熟成感を特徴とするあちらと違い、瓶で熟成させたであろう繊細な熟成感が特徴です。華やかさより旨味の濃さと酸度の高さを持ち味とするところは先日の「丈径」を彷彿させます。温めることによって熟成した生酒の風味が立つところについても。冷やか燗かにかかわらず、酒を呑んだと実感させてくれる骨太な味わいです。

★大治郎 山廃純米生酒
畑酒造(滋賀県東近江市)
原料米 滋賀県産吟吹雪
精米歩合 60%
日本酒度 +3
酸度 2.1
アルコール分 17.5度
酵母 協会7号
酒米生産者 呑百笑の会
滋賀県大津市 小川酒店にて購入
コメント