日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

花見の旅in信州 2014Part2

2014-04-19 11:50:44 | 甲信越
高遠湖畔といえば、コヒガンザクラだけでなく枝垂桜も多いのが特徴です。そのこと自体は承知していたものの、今回気付いたのは、その枝垂桜がよくある八重紅枝垂ではなくエドヒガンだということです。つまり、あと百年もすれば、この枝垂桜が見上げるような大木に成長するということです。自分がその姿を見届けることは当然ありませんがorz
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花見の旅in信州 2014Part2

2014-04-19 11:27:40 | 甲信越
去年の花見では、のべつまくなしに騒音を撒き散らす「遊覧ヘリ」について思い切り苦言を呈しました。残念ながら、その蝿は今年も五分と間を開けずに飛来してきます。しかし今年は少し変化がありました。従来は、城址の上空を旋回しているのかホバリングしているのか、とにかくひたすら騒音を撒き散らしていたのが、今年は一瞬かすめるだけで飛び去るのです。あまりの傍若無人ぶりに苦情が出たのでしょうか。まあこの程度なら辛うじて受忍の限度内ではあります。しかしうっとうしい存在には違いなく、このヘリが事故でも起こして運行停止にならないかと、不謹慎ながら考えてしまいます。これさえなければ高遠は最高なのですがね…
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花見の旅in信州 2014Part2

2014-04-19 11:19:15 | 甲信越
城址を離れた途端に閑散とするのは高遠の町内と同じで、行き交う人もまばらな湖畔に小鳥のさえずりが聞こえてきます。湖畔にせり出す満開の一本桜を眺めていれば、時間が経つのも忘れてしまいそうです。
それにしても今日の天気は最高です。快晴なのもさることながら、とにかく空気が心地よいのです。三日前は気温が高い上に蒸し暑く、半袖シャツでも滝のように汗をかいたものでした。それが今日は長袖一枚でも汗一つかかず、だからといって肌寒くもない絶妙な陽気になっています。
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花見の旅in信州 2014Part2

2014-04-19 10:39:53 | 甲信越
高遠湖の畔にソメイヨシノが。ごくありふれた薄紅色の花びらも、辺り一面濃い紅色のコヒガンザクラで埋め尽くされる中にあってはひときわ異彩を放っています。高遠にもソメイヨシノがあるとは、十年目にして初めての発見です。
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花見の旅in信州 2014Part2

2014-04-19 10:34:05 | 甲信越
高遠城址の花見は打ち止めでも、高遠での花見が終わったわけではありません。むしろここから先が長いのです。まずは前回立ち寄れなかった高遠湖へ向かって斜面を下ります。日当たりのよい南側だけに、咲くのも散るのもこちらの方が早く、園内と違って花吹雪が舞っています。
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花見の旅in信州 2014Part2

2014-04-19 10:14:20 | 甲信越
想定通りの二時間弱を費やして、城址での花見は一旦終了。しかし最後に済ませておかなけれなならないことがあります。「名君保科正之公の大河ドラマをつくる会」の署名活動に協力することです。
高遠を初めて訪ねた頃から毎年見かけることからすると、少なくとも十年近くはこの活動が続いていることになります。高遠、会津のいずれにもひとかたならぬ思い入れを持つ人間としては、微力ながらも協力したくなるのは人情というものです。昨年が会津ネタだっただけに、実現は当分先のことになりそうですが、宿願叶う暁まで、花見のたびに署名を残すことになるでしょう。
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花見の旅in信州 2014Part2

2014-04-19 09:22:54 | 甲信越
二の丸と法幢院曲輪を隔てる空堀から大木を見上げます。朝の日差しを浴びた花びらが、雪のように舞い降りてきます。これは今日でなければ出会えなかった光景です。二度も足を運んだのは全く無駄ではありませんでした。
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花見の旅in信州 2014Part2

2014-04-19 09:10:30 | 甲信越
毎度おなじみ白兎橋から中央アルプスを望みます。やはり、この光景は午前中でなければ絵になりません。空が晴れるにつれて山並もより鮮明になってきました。
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花見の旅in信州 2014Part2

2014-04-19 08:42:56 | 甲信越
僥倖です。霞みがちだった空が晴れわたってきました。先日訪ねたときは終始薄雲に覆われ、桜の花もぼやけた感じだったのに対し、紺碧の空の下ではなおさら絵になってきます。コヒガンザクラの赤っぽい花びらが、青空との対比でより鮮明に映るのです。まさに満開の最高潮という点では前回が勝るものの、天候と合わせた総合点でいうなら、今日の方が上回るかもしれません。
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花見の旅in信州 2014Part2

2014-04-19 08:28:23 | 甲信越
今季二枚目の入園券を買い求めて園内に入りました。やはり土曜だけに、園内もひときわ賑わっています。うんざりするほどの混みようではないにしても、前回の夜桜並みには賑わっているでしょう。たとえば千鳥ヶ淵と靖国神社も、土曜の八時でこれほど混むことはありません。さすがは天下第一の桜です。
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花見の旅in信州 2014Part2

2014-04-19 08:16:56 | 甲信越
まずは例によって三の丸を歩きます。町内の状況から予想した通り、花びらが少し散ってはいるものの、ほぼ満開といってもよい状況です。時折一片二片舞い降りる花びらが、朝日を浴びて輝きます。
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花見の旅in信州 2014Part2

2014-04-19 08:06:29 | 甲信越
石段を上がって高遠城址にやってきました。今ならまだ山上の駐車場にも空きがあるとはいえ、横着してしまっては起承転結の楽しみも半減します。この石段を自力で上れなくなったときこそ、自分が旅から足を洗うときだと、本気でそう思っています。
汗をかいてまで石段を歩いてきたのは、上り切ったところで振り向きざまに眺める中央アルプスが見事だからです。前回逆光で全く絵にならなかった残雪の山並は、薄い雲をまといながらも朝日を浴びて鎮座しています。やはり、これを見なければ高遠の花見は始まりません。
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花見の旅in信州 2014Part2

2014-04-19 07:25:04 | 甲信越
三日前の教訓に従い、諏訪から152号線をまっすぐ下って高遠に着きました。まだ雪の残る杖突峠と、コヒガンザクラが咲くひなびた農村の光景が印象的でした。渋滞こそなかったものの、河原の駐車場は早くも満車の盛況ぶりです。本日も図書館の駐車場を拠点にしての活動となります。
町内の桜は時折花吹雪を散らしながらも十分見頃、つまり去年訪ねたときとほぼ同じで、今年の桜は一週ほど遅れていることになります。これなら城址はまだ満開でしょう。やや霞んではいるものの日差しは十分、予想をかなり上回る好天です。見物客が増え出す前に、できるだけコマ数を稼いでおきたいと思います。
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花見の旅in信州 2014Part2

2014-04-19 05:56:00 | 甲信越
再び中央道に乗り八ヶ岳のパーキングエリアに着きました。先ほど朝日が山陰から顔を出したところです。出発時の予報では、晴れ出すのは九時ごろからといわれていたのが、夜明けから晴れるとは願ってもない展開です。
三日前に9度あった気温は5度に下がり、満開手前だった桜はやや散ってはきたものの十分見頃、一点の曇りもなかった甲斐駒ヶ岳は薄い雲をまといながらも、一目で分かる独特の山頂は朝日を浴びています。そして、前回駒ヶ岳の西へ沈んだ満月が、半分弱欠けた形でまだ山頂の上空に浮かんでいます。わずか三日で随分と眺めが変わるものです。一瞬の出遅れが命取りとなる土曜だけに長居は禁物ながら、この景色をしばし眺めてから先へ進みます。
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花見の旅in信州 2014Part2

2014-04-19 04:50:58 | 甲信越
予想通りの結果だったでしょうか。結局中央道に乗り、先ほど勝沼で一旦下りました。時間調整と高速料金の節約を兼ね、この先甲府昭和まで20号線を経由します。
しいていうなら、小諸を目的地にすると着くのが早くなりすぎ、日が昇ったり空が晴れたりするのを待つ時間が無駄になるというのが理由でしょうか。関越道と上信越道より中央道の方が走っていて楽しいのに加え、中央道の方が自宅から近いという理由もあります。しかしどれも決定的な理由ではなく、秒読みに迫られての咄嗟の判断でした。どちらへ行くべきだったのかは今だによく分かりません。
このような背景があるだけに、自身そこまで高遠に固執しているわけではなく、丸々一日注ぎ込むつもりはありません。見物客が増え出す前に一周し、むしろ先日申し訳程度に終わってしまった伊那市内の桜に時間をかけたいと考えています。ただし、雨上がりの青空に花吹雪が舞うといった場面が出現すれば、滞在時間が伸びる可能性は十分にありそうです。
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