森のテラス・番人日記

オープンガーデン

真冬のワークショップ2~踏みならす~

2008年02月12日 21時26分44秒 | 森のテラス/秋田
2月9日、初日。奇跡の晴れマーク。

東京からの夜行バス部隊、秋田市からのマイカー部隊、そして新幹線部隊、、と、
続々と集まります。
番人小屋に荷物を置くなり、バタバタと、雪山の「森のテラス」へ。



一方 山の奥では。
すでに朝早くから、地元のじいちゃん作業員さんたちが、
そりが滑る道すじの「見当付け」と、「下ならし」をしています。

スコップや雪かきダンプという器具で、ざーっと道筋を作っていきます。

この下準備が、難しいのです。

・上から下までアップダウンがあまりないように
・ゆるゆるとすべれるように
・ほぼ同じ勾配で
・そりと人が通れる十分な幅で
・カーブもなるべくきつくないように

そういうのが、理想的なそり道。経験が無いと、どこからどうしていいか、サッパリ。
つまり、シロウトには出来ないポイント。
だから、ここは彼ら“プロ”たちに、おまかせ。


ワークショッパーたちは、ザックリ削ってつくった粗いその道の「下地」を、
きれーいに、たいらーに、踏みならしていきます。
でこぼこが無いように。よくすべるように。


到着するなり雪山に送られ、雪山深くまで登らされ、特に説明もないまま、
みなさん、いい人です。文句も言わず、のしのし踏み固めてくれました。



私番人nも、シロウトながら登ったり・下ったり・運んだり、バタバタ頑張りました!
が、
昨日からの風邪が、、。

みんなにうつしたリして大迷惑になったらまずいので、
お昼休みをもって、無念の途中棄権。
すごすごと小屋に帰って、薬のんで、寝ました。
だから、みなさんのこの日の作業風景(どころか、食事風景も)、ほとんど撮れず。申し訳ない。



夕飯時、仕事をやり遂げたみんながわいわい賑やかに「タラ鍋」を囲み晩餐しているのを、
はるか遠く
ひとり寂しく
ゆめうつつにぼんやり聴きながら、、おなかすいた、、とか思いながら、、寝てました。。。



実は、一日で終わるとは到底思えないほどの、けっこうな距離だったのです。が。
それを、見事にきれいに踏みならして、
実質わずか数時間で、立派なそり道に仕上げたみなさん。乾杯。


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