2015年7月4日に始まり、12日までの約1週間、秋田 森のテラスでほたる観賞会を開催しました。
秋田県内からも遠くは関西からもお越し頂き、本当にありがとうございました。
毎年来てくれている方もいたり、県内といっても2時間かけていらしてくれたりと、本当に嬉しく思います。
◆
4日は森のテラスにせっかく来ていただいたくからには、とお客さまが楽しめるような催しも行いました。
16時開園前からぽつぽつとお客さまが集り出し、子どもたちは沼や草むらで虫取りに夢中に。
一番の名人 オーナーは仕掛けからたくさんのドジョウを穫ってきました。
走り回ってお腹がすいたら、「蔵」の中でよるごはん。みんなで作った手づくりごはんです。
オーナーから森のテラスの環境についてのお話と、NPO法人 冒険の鍵 クーン代表の村田さんから楽しい森話を聞きました。
日の光がだんだん変わって行く様をゆっくり感じながら、だんだん日が暮れてくると蛍が1匹、2匹と飛びはじめます。
そして、とっぷり暗くなると蛍の時間です。
今年は8時半頃にやっと暗くなり、蛍がたくさん出てくるまでに時間がかかったように感じました。
始めは数匹、暗闇に目が慣れてくるのと同時に蛍が増えてくるので、気がつくとたくさんの蛍が林の暗がりに舞い、星空に飛んで行くかのようでした。
そして、今日は特別!夜更かしの日!とオーナー自ら公言して行ったのが、「森のテラス×Kino Iglue 森のえいがかん」の野外映画館。
手づくりの映画スクリーンに映し出されたのは、かわいい短編アニメーション達。大人には懐かしく、子どもにはわくわくを。
子ども達の笑い声(子どもに戻った大人も混じって)中、森のテラスが映画館に変身しました。
本当に盛りだくさんな一日でした。
◆
主役のほたるですが、今年は雨が少なく沼が数カ所干上がってしまいました。
梅雨にはいっても暖かい日が続いたり、急に寒くなったりと変な天候でしたが、水のある所には昨年よりもたくさんの蛍が飛んでいました。
90歳を過ぎるオーナーのお父様に聞いてみると、蛍が飛ぶのにあまり湿度は関係ないようで、暖かい夜にはたくさん飛ぶようです。
そして、水があって林などで暗いところにたくさん飛んでいたように思いました。
◆
5日からの観賞会も、たくさんの方にきていただきました。
4日の賑わいとはまた違った、ゆっくりとした雰囲気の中での観賞会でした。
中には海外に普段住まわれていて、夏休みを利用してご実家に戻ってきたのを機会にいらしてくださったりと色々なお客さまとお話ができたのも楽しかったです。
◆
5日の夜はとても寒く、ほたるはあまり飛ばなかったのですが、それに代わる星、星、星!
5年程、毎年撮影をしているカメラマンも、こんな星空は初めて!というほどの星空。
何に例えたらよいのやら。小麦粉をうっかりこぼしてしまったような、、感じでした。
うーむ、語彙力に欠けますね。。
◆
最終日まで暖かい夜にはたくさんの蛍が観ることができ、特に沼地を囲んで蛍が飛んでいるのは感動的でした。あっちがわでペカペカと光ればこっちがわでペカペカ。時にはみんな一斉に。確かに、光で会話しているのかも。。と思えてきます。
◆
企画から当日まで関わってくれたhesoのメンバー達、ありがとうございました。
そして、忙しい中上映に駆けつけてくれたKino Igueのお二人と機材をお借りした吉田さん。
毎年素敵な写真を撮ってくれる若林夫妻。大切なお仕事を快くやっていただいた秋田大学のみなさん。本当にみなさんありがとうございました。
◆
「2015 ほたるの観賞会 photo gallery」はこちらからごらんください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます