林安直の雑感

長野市の林写真事務所。
建築写真を中心に、いろいろ撮ってます。

D800 レベルインジケーター

2014年01月27日 | 日記

今使っているカメラ(D800)で「便利だなあ」と思うのが、ボディー内に搭載した水準器。液晶モニター表示とファインダー内表示の2種類ある。液晶モニター表示は風景とか商品撮影にはいいかもしれないが、おれはあまり使わない。必ず使うのが、ファインダー内のインジケーター。構図を決めながら、2方向の傾きを修正できるので、とても便利だ。

人の撮った写真の話。みんな右に少し傾いていたりする。これは、撮った人の癖なのだろう。なんか、気になるんだよね。風景写真でもそう。水平線や地平線が傾いていると、なんか落ち着かない。

アイレベルで撮る場合は、まだいい。無理な姿勢で撮る場合、レベルはかなりむずかしい。たとえばしゃがみ込んで見上げるときとかね。気をつけていても、後で見るとどちらかに傾いているものだ。


以前は、アクセサリーシューに水準器をつけていたものだが、精度はイマイチ。じゃ、D800のレベルインジケーターの精度はどうかというと、これまた期待するほどでもない。おれの見方使い方のせいかもしれないが、10カットのうちの8カットはフォトショップで傾きを修正している。傾きに関して、おれはちょっと神経質すぎるのかもしれないが。

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夢と月

2014年01月25日 | 日記



真夜中、女房に起こされた。悪い夢を見たらしい。
うちの車に乗っていたら、いつの間にかバスの中。降りなくちゃいけないんだけど、林さんときたら、きれいな女の人の横に座ってて、ちっとも降りようとしない。急いでいるのに、荷物はいっぱい。林さんたら‥、もうあきれるやら、腹が立つやらで、大変だった。
そんなつまらない夢で、なんでおれを起こすのかねえ。そういえば、昨日はおれが夢を見て、女房を起こしたっけ(汗)。こんな風に。
ああ、宇宙人と戦った夢を見た。洞窟に隠れるんだけど、すぐ見つかってしまった。それから宇宙人のスクーターのような乗り物の下に隠れるんだけど、それが動きだしたら、また見つかってしまった。ああ、大変だった。
変わった夢を見たんで、話したかったのだ。
起き上がり外を見ると、東の空に下弦の月。午前2時か3時頃だったろうか。布団に入り、女房に上弦と下弦の違いを話してやった。話の途中で女房は眠ってしまったが‥。

ときどき旧暦カレンダーを見る。たとえば、今日の25日。旧暦の12月25日、月齢23.7とある。それがどうしたと言われれば、返答に困るが、旧暦には季節感があるんだよね。それから、空の月。三日月、十三夜、十五夜なんてね。なんかこう、風情があるんだよね。たてえば、きれいな満月。「ああ、今日は旧暦の○月15日だな」なんて思ってしまう。

そうそう、半月の話。意外とみんな知らないんだよね。こちらで詳しく説明しているんで、興味のある方はどうぞ。


上の写真は、以前500mmの反射式望遠で撮った満月。表面に凹凸があり、コンパスで描いたような正円じゃない。

さてと、今夜は横にきれいな女の人が座っている夢を見ようかな。「こんな夢を見た」なんて言いたくないような夢を見たいものだ(汗)。

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東映映画「冬の華」

2014年01月21日 | 日記



ギターの哀愁路線としては、東映「冬の華」(1978年)を忘れてはいけない。主演は、もちろん高倉健。クロード・チアリのギターが、なんとも切ないんだ(涙)。
脚本は、あの倉本聰。豪華なキャストだが、高倉健のためにだけ書いたような作品じゃないかな。とてもいい映画なので、未見の方はぜひどうぞ。でも、女性向きじゃないかも。

印象的なシーンがいくつか。
たとえば、クラブでの車談義。欧州車とアメ車の話だが、さすが倉本聰。メチャクチャというか、笑っちゃうというか、とにかくヤクザの会話なんだね。
それから、カラオケのマイクの取り合い。なんと、これが原因で戦争が始まる。でも、なんかありそうな話(笑)。
それから、路地でからまれるシーン。高倉健がゆっくりタバコを口にくわえると、「えらい貫禄やのう。にいさん、筋もんかい」と関西系のヤクザがすごむ。高倉健は無言で殴り倒し、相手の顔を踏みつける。そして小料理屋に入り、奥のカウンターに座る。そこの亭主役が小林稔侍(台詞は一言だけ)。この小料理屋のシーンも、迫力があってすごいぞ。



この「冬の華」には、チャイコフスキーの「ピアノコンチェルト」もたびたび使われている。この曲、なんかこうあらがえない運命みたいなものを感じるんだよね(涙)。

     名曲喫茶の店内。なんとなく落ち着かない高倉健。
  女店員「なにかリクエストは、ありますか?」
  高倉健「‥チャイコフスキーのピアノコンチェルト」
  女店員「あのう‥、この曲がそうですが」 
 
「冬の華」のラストは、健さんの顔のアップのストップモーション。男のやるせない哀しさ、だよねえ(涙)。
好きな映画です。

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鬼平犯科帳 江戸だねえ

2014年01月18日 | 日記



池波正太郎原作の「鬼平犯科帳」。 なかなかいいよねえ。そのエンディングに流れるのが、ジプシー・キングスのインスピレーション。この曲が、またいい。哀愁のあるギターの音色が、心にしみる。条件反射というやつで、この曲を聞くと日本酒が飲みたくなる。ひとり静かにね。


 夜鷹「旦那‥。うれしゅうござんすよ(泣)」
 鬼平「なにが‥」
 夜鷹「人並みに、扱っておくんなさるからさ(泣)」
 鬼平「人並み‥。人じゃねえかよ、おれもおめえも。うん、このおやじも。あはは」
   夜鷹、鬼平の酌を受けていいものか、九平の顔を伺う。
 九平「旦那のお気持ちだ。いただきな」

 

「鬼平犯科帳スペシャル 凶賊」(2006年)のこのシーン、しびれる。江戸だねえ。年を取ると、こういう台詞に泣けるんだよね(汗)。

おいしそうな料理の数々。「剣客商売」もそうだけど、生唾ごくりという感じ。
この芋酒というのは、山芋を摺って日本酒に混ぜたもの。まあ、とろろ酒といったところか。なんでも、あっちのほうに効き目が‥。5、6人は大丈夫とか(笑)。いちどお試しを(笑)。



「必殺仕事人」のテーマ曲。中村主水が刀を抜くシーンでのBGMだが、この曲も切ない。
どんな理由があるにせよ、人を殺すということ。

「てめえなんざあ、地獄が待ってるぜ。このおれも、行き着く先は同じだがな‥」

切なさが、心に突き刺さる。日本人って、きっとこういう哀愁たっぷりの曲が好きなんだと思う‥。

たまたま見たものだが、第1シリーズ 第39話の「櫛枝 斬!子守唄」(1980年)。これなんか、今でも心に残っている。 

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川中島の戦い

2014年01月17日 | 日記


おれが育った実家の住所は、長野市川中島町上氷鉋(かみひがの)。戦国時代、ここで上杉謙信と武田信玄が戦った。その当時の川中島と今の川中島とではエリアが違うのだろうが、「川中島の戦い」という名前で今に伝わっている。
川中島小学校の遠足では、史跡の八幡原(はちまんぱら)に必ず行く。もう50年近く前かな。当時の八幡原は、田んぼ中にポツンとある神社で、人気のない静かな場所だった。今とはずいぶん違うね。

戦国時代、多くの戦いがあった。その中でも激戦と言われているのが、この川中島の戦い。第4次の戦いでは、上杉軍三千余、武田軍四千余の戦死者を出したと言われている。これは、全軍の25パーセントという数字だとか。
負けると見るや、すぐ逃げる。これが当時の戦いだった。農民なんかも戦場に駆り出されていたからね。有名な関ヶ原の戦いの戦死者は数パーセントというから、川中島の戦いがいかに激戦だったかわかる。実際、武田方はこの戦いで、信玄の弟の信綱、軍師山本勘助、両角虎定など、数多く討ち死にしている。

この戦いでは、両軍ともに勝利宣言をしているが、戦いの後も武田軍が支配。そんなところから、武田軍の勝利ということになっている。
両将ともに、他国の人。地元長野では、特に人気があるわけではない。当時は、「おいおい、なんで川中島なんだよ。他所でやってくれよ」という感じじゃなかったのかな。ずいぶん迷惑な話だもんね。


上の写真は、その浮世絵。額に入れて飾ろうと思っているが、ずっとそのままになっている。
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フローライト 八面体結晶

2014年01月16日 | 日記


もう10年も前のことかな。
長野市の城山に少年科学センターというのがあって、そこの工作クラブにうちの子供たちは毎週通っていた。そのクラブでの東京見学。小3の娘は、大喜びで参加した。息子はバスケットの試合のため不参加。
「自分の欲しいものを買って来なさい。家への土産はいらないから」と女房は何度も言ったが、娘は土産をいろいろ買って来た。おれがもらったものは、写真のフローライト(蛍石)の結晶(国立科学博物館で購入)。娘は子供ながら、おれの石好きを知っていたんだね。

おれが小学校のころ、石が大好きだった。特に鉱物。社内旅行で佐渡に行くおふくろに「いい石があったら、拾って来て」なんて頼んだものだ。そのおふくろ、ひとつ1kgもありそうな赤い石を二つ買って来てくれた。後で調べたら、「佐渡の赤石」というやつ。値段は聞かなかったが、さぞ重かったろう。それから、誕生日には鉱物図鑑を買ってもらったりした。きれいな図鑑でね。その表紙の写真を今でもよく覚えている。当時の文集に「将来は、石の博士になりたい」なんて、書いていたからなあ(汗)。
その佐渡の赤石、今は手元にない。実家があった土地のどこかに埋まっているかもしれない。

そんなだから、鉱物の標本作りにも熱中した。石英、砂鉄、黄鉄鉱、瑪瑙、等、等。花崗岩を砕いて、雲母や長石などを取り出すこともできなくはないが、できても米粒ほど。標本にはほど遠い。小学生レベルだね。当時の夢は、山梨の山で水晶を採り、和田峠で石榴石(ガーネットの結晶)採ること。
和田峠はめったに通ることはないが、通るたびに石榴石を思い出す。何度か採掘に挑戦したが、残念ながら未発見。黒曜石なら、いくらでもあるんだけどね。

今も、石は好き。だから、宝石に関しても詳しいかも。
でも好みがあって、無色は嫌い。やはり、カラーストーンに限る。たとえば、ダイヤモンド。流通しているほとんどは、芸のない無色透明。あのどこがいいのだろう。ダイヤは好きでも嫌いでもないが、そんなことは絶対ないだろうが、買うとしたらやはりカラーダイヤだ。グリーンとかブラウンとかブルーとかね。
これはダイヤに関してだけだが、重箱の隅をつつくような評価はしない。とにかく大きさが最優先だ。「カットがどうこう」「輝きがどうのこうの」なんていろいろ言うが、おれに言わせれば、そんなのは小さなダイヤを高値で売る業者の口実に過ぎない。だれがなんと言っても、ダイヤは大きさでしょ。ダイヤの大きさが、イコール価値だ。そんなところ、金と似ているね。金はどんな細工がしてあっても、その価値は、結局は純度と重さだもんね。

これも、ずいぶん前の話。義理の妹にこんなことを聞かれた。
今度指輪を買ってもらうんだけど、なにがいいかな?
アレキサンドライトにしな。
で、後日その指輪を見せてもらった。回りにダイヤが散りばめたやつ。なんでも百数十万円したとか。「カラーダイヤモンドにしな」と言えばよかったかな。ちょっと反省。


先日、女房から聞いた話。値段は知らないが、息子がペアリングを買うとか買ったとか。
で、女房曰く。
類君(息子)は、本当に彼女思い。ものすごーく気を使って、ものすごーく大切にしている。林さんとはまるで正反対。全然似てない。私なんか、ひとつの指輪ももらってないんだから(涙)。
そうなんだ。婚約指輪はもちろんのこと、結婚指輪もあげてない(汗)。これって、まずいのかな。今さら言うことじゃないけどさ。
でも、ネックレスはプレゼントしている。グリーントルマリンとかオパールとか、いろいろね。
と、言い訳(汗)。
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ブレッド&バター

2014年01月14日 | 日記



ちょっとマイナーかな。 おれは、ブレッド&バターが好き。10枚近くのCDを持っている。
初めて聞いたのが高校のころだから、ずいぶん昔だね。
いちばん好きなのが、この「ともしび」。いい曲だと思う。

Moon Eyesあの頃のまま奇蹟のヴィーナス、等、等、好きな曲がいろいろ。
時々だが、思い出しては聞いている。 

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正月ぼけ

2014年01月10日 | 日記


写真は、庭のジョウビタキ。♀は、とても愛くるしい。


今日の長野市の最低気温はマイナス6.5度、最高は0.4度。「寒い」の一言。この寒さ、しばらく続くという。
この冬、長野市は雪らしい雪は降っていない。日陰に雪が少し残っているだけ。こういう年も珍しいね。

大学1年の娘が、さきほど松本から帰宅。元旦から5日まで善光寺で縁起物やお守り売りのバイトをしたが、この3連休もその続き。寒いのにがんばるね。
おれはというと、まだ正月ぼけ。少しずつ仕事をしているが、どうも調子が出ない。そろそろ頭を切り替えよう。まずいよね、
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新しい年

2014年01月01日 | 日記


今年もよろしく。
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