葛温泉 かじか荘へ

ヒマなんで、温泉に行こう。
さて、どこにしよう。七味温泉(高山村)か、それとも葛温泉(大町市)か。ちょっと迷ったが、大町へ。もちろん愛妻と(汗)。

お盆で、笹平までの数kmがノロノロ状態。でもR19を折れてからは順調。旧中条村、小川村、旧美麻村を経て大町市へ。北アルプスの高瀬川沿いに進み、１時間半ほどでかじか荘に到着。上の写真は、高瀬川とかじか荘(右手)。


久しぶりの温泉。外の景色を見ながら、ゆっくりのんびり。なかなかいい湯でしょ。

上流には、有名な高瀬ダムがある。巨大なロックフィルダムで、高さは日本第２位(第１位は黒部ダム)とか。マイカーで行けるのは、七倉山荘まで。そこからは、タクシーか徒歩(片道１時間半)。とてもきれいなところらしい。いつか行ってみたいものだ。

さて、モモの話。
この時期、女房の実家から「モモをたくさんもらったから、取りにおいで」という電話をなんどももらう。モモのほか、ナス、キュウリ、トマトなんかの夏野菜もごっそり。ありがたいねえ。今日も電話があり、二十数個のモモをもらって来た。

モモは、女房の大好物。たくさんもらっても、すぐ食べてしまう。で、近くにあるJA川中島共選所に買い出しに行ったりする。今の品種は、なつっこ、なな、おどろき、川中島白鳳、ワッサークィーンなど。
右の写真は、人気のコーナー。値段は、１箱400円から700円というところ。すべて数時間前に収穫したもので、とにかく新鮮だ。

お盆が過ぎると、川中島白桃の収穫が始まる。モモといえば岡山や福島が有名だが、長野産もいいぞ。川中島白桃なんか、世界でいちばんおいしいモモだと思っている。絶品です。ぜひご賞味を。

変な日本語だが、おいしいモモはほんとうにおいしいんだよね。

妙義神社のセッコク

今日は、前橋市でモデルハウスの撮影。群馬県での仕事は、今年５度目かな。撮るのは、１Ｆホールの１カットのみ。30分ほどで終わるかと思ったら、なんだかんだで２時間もかかってしまった(汗)。

時間があったので、帰りに妙義神社(富岡市)に寄ってみた。前回来たときは、秋だったかな。近くでイノシシを見たっけ。今回は、サルを見た。観光地だからね。
左の写真は、黒漆権現造りの本社(国重文)。彫刻が見事だね。右の写真は、石垣にたくさんいたニホントカゲ。けっこうかわいい。緑の葉は、イワタバコ。

上の写真は、石垣の見上げ。この神社の石垣は、とにかく立派。どこかのお城のようだ。
石垣に張り付いている草は、シノブとセッコク。上の方のかたまりのようなものは、イワヒバ。こんなところでも、みな元気に育っている。シノブとかセッコクは、長野ではあまり見かけない植物。ついカメラを向けてしまう。ここのセッコクは、５月末頃からややピンクの花を咲かせるという。いつか見てみたいものだ。ランの花はきれいだからね。

セッコクなどの着生ランは、極めて乾燥に強い。おれも庭の柿の木にセッコクを着生させようとしているが、いつも失敗。寒さで冬が越せないのかな。
それに、長野は雨が少ないんだよね。都道府県別の年間降水量のランキンギングを見ると、１番が高知県で約2548mm。そして47番目が長野県で、約933mm。平均が1611mmだから、長野の少なさがわかる。とくに長野市の南の上田市なんかは、891mmしか降らない。少ないよね。どうりでため池が多いわけだ。
今日のニュースで、高知県のどこかは降り始めからの雨量が1300mmを超えたとか。日本は狭いといいながらも、場所によってずいぶん違うものだ。ちなみに「ひと月に35日雨が降る」という屋久島は、約4500mmとか。すごいねえ。

長野は、今日も34度という猛暑。雨がなく、土はカラカラ。畑の野菜も、しなびている。雨が欲しい。明日の予報を見ると、傘のマーク。でも台風だから、どうなることやら。