林安直の雑感

長野市の林写真事務所。
建築写真を中心に、いろいろ撮ってます。

セルジオ・レオーネ監督の映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ウェスト」

2021年10月06日 | 日記


ヘンリー・フォンダが登場する、衝撃的なシーン。主人公のジル(クラウディア・カルディナーレ)は、この家に嫁ぐ(後妻)はずだった。


この駅と町のシーン、西部の匂いがムンムン。いいねえ。駅舎の長いワンカット(途中から俯瞰)は、特に素晴らしい。


「時代と共に滅びゆく、男たちの落日」というのがテーマらしい。

セルジオ・レオーネ監督の映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ウェスト」を紹介。
壮大というか、たいそうなタイトルだね。監督の心意気が伺える。「荒野の用心棒」(1964年)、「夕陽のガンマン」(1965年)、「続・夕陽のガンマン」(1966年)のマカロニウエスタン三部作に続く、満を持してのアメリカでの作品(1968年)。

黒澤明の「用心棒」をそっくりそのままパクったのが、「荒野の用心棒」。当初、有名な俳優(ヘンリー・フォンダ、ジェームズ・コバーン、チャールズ・ブロンソンなど)を主役にしたかったが、すべて断られたとか。で、仕方なくクリント・イーストウッドにお願いすることに。クリント・イーストウッドも、あまり気が進まなかったらしい。なんせ、イタリアのウエスタンの出稼ぎだからね。でもだ。この映画、世界で大ヒットするんだね。クリント・イーストウッドの名も、世界に広く知れ渡った。いわば、クリント・イーストウッドの出世作ということ。
おれが中学生なった頃、友人に誘われて見たのが、リバイバルのこの「荒野の用心棒」。これを見て映画が大好きになり、おれの映画館通いが始まった(涙)。

昔、この「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ウェスト」を見たときは、正直、さほど面白くはなかった。大好きなクリント・イーストウッドが出てなかったからかな。でも、後年見直したら、結構よかった。これは、おれだけじゃないみたい。なぜだろうか。
登場人物の男たちの顔が、実にいいんだ。ヘンリー・フォンダなんか、冷酷極悪人で出てくるしね。予告編によると、「時代と共に滅びゆく、男たちの落日」というのがテーマらしい。

音楽は、すべてエンニオ・モリコーネ。映画を見てない人には、陳腐な曲に聞こえるだろうが、おれなんかは冷静に聞けない(涙)。モリコーネとレオーネは、同級生で幼馴染なんだね。これは、有名な話。


エンニオ・モリコーネのテーマ曲。指揮者のサラ・ハツコ・ヒックスは、日系アメリカ人。

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長野市小松原の天照寺

2021年10月03日 | 日記


観光ガイドに載るような名所ではなく、地元の小さなお寺。


なんか、すごいね。


三十三観音


天照寺からの眺め。遠く正面の山が菅平、左手奥が志賀高原の山々。


近くの直売所で洋ナシとリンゴを購入。

この土日、岐阜に旅行の予定だった。が、イマイチ盛り上がらず、直前で中止。まあ、隣の県だからね。いつでも行けるさ。
で、昨日は少し仕事。そして女房の不満もあるので、カレー屋でランチ。日曜の今日も、少し仕事(現場を3カ所下見)。やはり女房の不満もあるので、市内小松原の天照寺(車で15分くらい)に行ってみた。何年ぶりだろうか。秋晴れで、とても気持ちよかった。

この天照寺近くの山は、おれの庭のようなところだった。子供の頃、親父と何度も何度も来た。冬、ウサギを獲る針金の罠をいくつも仕掛けた。猟犬(イングリッシュ・ポインター)を連れて、キジ撃ちにも来た。かすみ網でヤマガラやヒガラなんかも捕まえた。マツタケやアミタケも採った。思い出の山だ。
中学・高校になるとは、ひとりでこの山を歩いた。なにをするわけでもないが、とても楽しかった。ムササビやアナグマの巣を見つけたときは、とても興奮したものだ。懐かしい。

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