モナコカップまでは名作という噂を聞いていたので15巻まで読みました。
どうだった?
パン職人が工夫を凝らしたパンをコンテストに出して審査員が時空を遡ったり天国に行ったり宇宙に行ったりする話。
リアクション系グルメ漫画ということでミスター味っ子も彷彿とさせる。
・キャラクタ
キャラクタの配置はかなり少年漫画的と言える。
何となく東(天才系)と河内(人間臭い)をダイ(天才系)とポップ(人間臭い奴)に当てはめるような読み方をしていたので、
河内がポップのようにならなかったことは結構悲しかったというかもっといいところを見せて欲しかった。これ以降もっと報われないと思うと辛い。
諏訪原ももっと活躍して欲しかった。
冠は…なんか余計なキャラに思えた。いても話が面白くならない的な意味で。
絵が良いので女性キャラが皆かわいい。月乃は言うに及ばず、
ベトナム代表の3姉妹(チョイ役)も可愛いし、モニカも魅力的。
・パンの知識
審査員のリアクションは漫画表現以外の何物でもないので特に語ることもないが、出てくるパンは何個かは実際に作ることもできるくらいレシピなどの情報があるのが個性。種類も豊富。食用の絹とか麻の実とかの情報は自分が知らなかったものであり、普通に勉強になった(?)。
いくつかのパンは実際に作られてコンビニで売ったりもしたのだそうである。すごいよね。
実際、自分の知人で、この漫画を見て家に大型のオーブンを導入した人を知っている。
・コンテストの勝敗
まぁ、脚本重視という感じなので誰が強い弱いを議論する意味は無いように思われる。少年漫画でトーナメントをやるとどうしても脚本の都合に勝てないことを思い知らされるよな。
・総括
パンの豊富な知識と可愛い女性キャラ、店の競争をめぐるストーリーで楽しく読めました。少年向け。
でも、俺がこの漫画で最初に読んだのは最終話なんだよな…
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