球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

気持ちの伝え方

2008-07-20 | オケと音楽
今日の定期演奏会…の話をしても良いのだけど、
広報の話になったときにどうしても喋りたくなってしまい、
その結果支離滅裂にも思えるコメントをしてしまった話について書きたい。



突然だけど"支離滅裂な話"といって真っ先に思いつくのが
Zガンダムの20話"灼熱の脱出"。サイコガンダムをとめるために(?)
カミーユがフォウに打ち明け話をしているシーンである。
実際は"とにかく話をして(心を通い合わせて)フォウを止めたい"
というところがメインなんだけど、他にも
"自分のことをわかってくれるのが彼女しかいない"とか、
"とにかく彼女と話す時間を作りたい"とか、
公私入り混じった数多い思い(複雑、とは言わない)が錯綜しているため
結局彼はよくわからない打ち明け話を始めてしまうのだ。
今まで自分という人間がいかに多くの気持ちを素直に表現できなかったかを。


僕はそのシーンがとっても好きで、その部分だけ何度となく見ている。



だからというわけではないが、僕は支離滅裂な話の展開は決して嫌いではない。
さすがにベストだとは言わないけれど。
少なくとも"その人なりにずっと必死にやってきた"ということだけは
100%伝わるやり方だと思っている。

何人かの人に"要点を絞れ"なんて言われたが、
自分としてはその指摘が間違っていると思うのでまず直さないだろう。
なんというか、事実なんて後からデータを見ればわかるのだから、
当日は、とにかく今まで溜めてきたものを表に出すことが最優先だ。
オケを良くしたくて自分が悩み続けた話をしてもいいじゃないか。



ただそうは言っても反省点はあって…
雑多な心理を述べる際にも
 "喜ばしいこと"
 "怒れたこと"
 "哀しかったこと"
 "楽しかったこと"
 "悩んだこと"
くらいにラベルくらいは貼っておくべきだったかな、と。

話したい気持ちはとても多いのでどのみち支離滅裂にはなるけれど、
聞く側としても多少は整理できたかな、という意味では。

"そんな打ち明け話は恋人にでも話せばいいだろう?"という指摘ならば、
しぶしぶ頭を垂れるしかないけれど。それはそうかもしれない。
まるで皆さん全員を恋人に見立てて甘えているようでもあるから。



ということで
・お客さんにたくさん沢山来ていただいて嬉しい
・でも、次も続くとは考えにくくとても不安
・過程はとにかく苦しかったし、自分の力のなさを思い知った
・皆さんの協力が得られたことに感謝しています

というのが昨日の話の主眼でした。




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