球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

ずっと現実(いま)だけを見て、歩き続けている限り…

2008-07-03 | たぶん難解な話
うちの○○ちゃんは優秀なのよ、とある母は言った。
ボケーッとしながら漫然と見ていたTV番組。

"やればできる子なんです"という昭和的な言い回しも教育の変化と共に
妙なリアリティを付加し、あらゆるものが外から管理されていく
昨今にふさわしい固い固い言い回しだった。
今でもこういう条件つきの支持ってのは滅びていないのだね。

昔の"やればできる子"ってのは結局どうしたらやるのかがわからずに
結局やらない子のまま大人になったケースが多いものと推察される。



それに比べると、言葉が具体化し、本人に責任を追及する向きも出てきた。
僕の解釈だが、漫画やネットやゲーム、酒タバコにショッピング、異性といった
中毒性のある現実逃避に身をやつさない限りにおいて、
"これは明日からがんばろう"といわずに常に思い立ったら
行動できる限りにおいて、というわけだ。

しかし、誰にでもついついやってしまうことってあるわけで、
なんだって厳しい条件をつけるというか、
1日10時間勉強できたから10日で100時間勉強できると思っている
アホの考えというか…



…しかし、世界のトップアスリートと呼ばれる人たちが
逆に一日5時間必ずネットをやる(運悪くハマってしまった)として、
多分今の位置にい続けることはできないだろう。

どっちの立場から解釈していいのかよくはわからないけれど、
TVの親に突っ込むんだとしたら、
"誰だってそうだよ!"ということであり、

こんなつまらん番組を見てしまったこと自体、
自分が今発揮しているoutputが心底不本意なんだな、ということを感じる。
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