球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

時が止まったなんて嘘

2011-01-03 | たぶん難解な話
結局今日東京に戻ってきた。

姉は婚約者を家に連れてきて、兄は娘を家に連れてきた。
僕は誰も家に連れてきていない。

まぁ僕のことはどうでもいいんだけど、"帰省なんかしたってやることないし、退屈"
を偉そうに語ることが通例であったはずの退屈な帰省は
そういった人たちとのやり取りによって随分と意味らしいものを持ってしまった。
意味のある時間は楽しいが、永遠のなさを思い知らされる悲しさがある。



自分の部屋にある砂時計がいつまで経っても終わらないのに、
誰かの部屋にある砂時計はその間に何回も何回もひっくり返っていたのかもしれない。
これは良し悪しとかではなくて、単に僕の想像の話だけど。

これが何かの動機付けになる予感が少しあり、できるだけ明るく照らしてみたいんだけど。
じゃあどうするのかということとの結びつきを持たせるはずのケーブルが細くて細くて、
僕の頭にあるコネクタまでは情報がやってこないことを思うのだった。
コメント
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