昨日は、鎌倉文学館での言葉と音楽のコンサート「杜子春」の本番でした。
渡里さんの美しい二胡の演奏や、内藤先生の新曲が杜子春の世界により深みを与えてくださり、澄んだ空気と満開の薔薇の中、無事に終了することができました。
なんと今回、アラブの国際放送「アルジャシーラ放送」のTV取材も入りました!
私、インタヴューも受けました*\(^o^)/*
私は今回練習不足で反省点は多々あるものの、お客様のアンケートをみたら、「朗読にひきこまれ感動した」とか、「秋空の下で音楽と朗読に浸れる、至福の時間だった」とか、「言葉を聴いているだけで、洛陽の白い三日月や物語の情景が浮かぶのに驚いた」「親を亡くしたばかりなのでこの話が心にしみた」など、有難いご感想が多く、芥川の文章の力を感じました。
特に、「人が人に生き方を伝える機会が少なくなっている今、このような物語を聴くことは良いと思った」という老婦人のご感想が印象的でした。
一昨年から鎌倉文学館でライトハウスアンサンブルの皆さんと一緒に、鎌倉に所縁のある文学者の作品を紹介していくという文学館の趣旨に則り言葉と音楽のコンサートを始めて、今回が4作品目になりました。
毎回楽しみにしてくださるお客様も少しずつ増えてきて、嬉しい限りです。
来年は何を演ろうかな。