魔法の鏡をみつけたら

なお子改め夏海遙のブログ

立ち稽古!

2022年06月30日 | 日記
燃えるような暑さの中稽古場へ通い、舞台「闇の河」の稽古は進んでおります。
演出の小笠原響さんの舵取りで、今週は綿密にシーンを作っています。昨日ははじめてラストシーンまで立ち稽古をやりました。絶対に面白くなる予感しかない!

わりと出ずっぱりで稽古場写真を撮る余裕もないため、初めて小笠原さんの演出を受けた6年前の作品「タイタス・アンドロニカス」の写真を引っ張り出してきました(撮影・横田敦史)
若松武史さんのお父さん、岩戸秀年くんのお兄さん、須田真魚さんのおじさま、甘美で残酷な復讐劇で結ばれた、大好きな家族でした。









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「楽屋」冬組バージョン!

2022年06月24日 | 日記



内幸町ホールにて、冬組バージョン男優たちが演じる女優の「楽屋」を観てきました。
面白かった〜!
私、舞台や映画をみていてあまり笑わない方なんですけど、これは最初から声をだして笑ってしまいました〜。
丁々発止の掛け合いがテンポよく、4人の役者さんが皆存在感際立っていて。さすが踊りのショーをやっている方々だけあって、動きも見事。
喜劇のなかにも、演じることに対する業のようなもの、ちゃんと見えました。
ラストシーンの三人姉妹は、フェリーニのイタリア映画のような哀愁すら感じました。

終演後に、3人の女形の踊りのショーと、モロ師岡さんの弾き語りまでついていて、豪華。
明日の土曜日までです!



ショーの途中で、私と同じ女優Cを演じられていた速水映人さんのティシュ飛んできました笑



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「闇の河」公演詳細

2022年06月22日 | 日記




チケットお申込み受付中です!


劇団俳小第48回本公演「闇の河」

2022715()24()


原作:ケイト・グランヴィル、脚本:アンドリュー・ボヴェル、翻訳:佐和田敬司、

演出:小笠原響


出演

千賀功嗣(劇団俳優座)、佐々木誠二(劇団昴)

片桐雅子、吉田直子、覚田すみれ、遊佐明史、

大久保卓洋、吉田恭子、手塚耕一、駒形亘昭、佐京翔也、西本さおり、宮崎佑介、諸角真奈美、井上昇、根本浩平、井上覚


会場

サンモールスタジオ

東京都新宿区新宿1-19-10 サンモール第3M-B1

TEL  03-5367-5622(事務所) 03-3350-0335(劇場ロビー) 

東京メトロ丸の内線「新宿御苑前」駅徒歩3

( 新宿御苑前駅の大木戸門出口を出て、地上に出て左の角を左折して100m、すき家を右折し2件目の地下1)


日時

7 15() 1830      

7 16() 1300(終演後にポストトークあり)

7 17() 1300

7 18(月・祝1300

7 19() 1830

7 20() 13001830

7 21() 1300 

7 22() 13001830

7 23() 1300

7 24() 1300


開場は開演の30分前、ロビーの受付開始は開演の1間前。


料金 

日時指定・自由席

一般:4,500

シニア割引(70歳以上):4,000

学生割引:2,500

ハンディキャップ席(障害者手帳をお持ちの方):2,000円※劇団窓口のみ取り扱い

各種割引の際は当日受付にて証明書要提示


チケットのお申込み・お問い合わせは

劇団俳小HP、「チケット予約」内のメールフォームから

TEL:(03)3987-1787

E-mailinfo@haishou.co.jp


美術:杉山至、照明:阿部康子、音響:井出比呂之、音楽:上田亨

衣装:樋口藍、振付:福沢亜希子、歌唱指導:片桐雅子、殺陣:大川原直太、舞台監督:上村利幸

主催:劇団俳小、協力:オーストラリア大使館


あらすじ

19世紀初頭、ロンドンで盗みを犯したソーンヒルは、妻サルの機転で死罪を免れ流刑に処せられた。流刑地は南半球の果て……オーストラリア。

 数年後、赦免を受け自由の身となったソーンヒルはシドニー湾に注ぐ河の岬で、自分の土地になるかもしれない開拓地を見つける。しかしそこは先住民アボリジニたちが大切に守り続けてきたヤム芋の収穫地だった。食料や衣服の交換をきっかけに先住民との交流を深める妻サルや子供たち。しかし所有地を夢見るソーンヒルはアボリジニたちが他所へ移ってくれることを願うばかりだった。

 一方先住民を毛嫌いし、彼らを残忍に扱う開拓者らがアボリジニの討伐を計画。対立は次第に激しさを増し、ついにソーンヒルも銃を手にする。両者を隔てる闇の河は一体何を見たのか……






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小説「闇の河」

2022年06月21日 | 日記
7月の舞台、「闇の河」の原作長編小説を、先日読み終わりました。(2005年にオーストラリアでベストセラーとなった小説です)

長い旅をしていたような気持ちと、サルという女性を演じられる幸せを感じました。
アンドリュー・ボヴェルの戯曲では、主人公のウィルと妻のサルが、30代前半で流刑地オーストラリアで暮らしているところから始まります。

小説では、19世紀ロンドンの下町で、子供時代に幼馴染として出会い、ともに成長し恋に落ちるシーンや、常に空腹で衛生状態も悪い極貧生活ぶりが描かれています。
拾ったパン屑しか口にできないような暮らしの中でも、日々の楽しみを見つけながら、支え合って明るく生きてきた2人。
ウィルはテムズ河の船乗りでしたが、子供を養うためにやむを得ず犯した積荷の盗みが発覚し、絞首刑を宣告されますが、最後まで諦めない妻サルの機転により、オーストラリアへの流刑になり命を救われます。 
サルは子連れで9ヶ月もの航海に耐え、シドニーで夫と暮らすことを許されます。
働き者の夫を尊敬し、妻を愛し、お互いの為に生きてシドニーでも幸せな2人でしたが、ウィルが奥地にある楽園のような土地を自分のものにしたいと思い始めたことから、2人の関係に少しづつ変化が訪れます。

そして各地でおこる暴動と惨劇。
語られなかった歴史とは何か。
原住民と開拓者の間を隔てる闇の河。

17人のキャストと、精鋭スタッフにより、本邦初演のこの作品に挑みます!

愛情深いサル・ソーンヒルという女性を演じられる喜びを感じながら、劇世界を構築できるように励みますので、是非観に来てください!

ウィル・ソーンヒルを演じられる千賀功嗣さんとは、初顔合わせからまだわずか2週間ですが、同じアイデアを出したり同時に同じことを発言したりファッションがよく被ったりと(笑)、既にシンクロが…!
ソーンヒル効果、でしょうか…?

2022年7月15〜24日、新宿サンモールスタジオにてお待ちしております!




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紫テント初観劇!

2022年06月19日 | 日記



稽古が休みだったので、花園神社へ、新宿梁山泊のテント公演「下谷万年町物語」(作:唐十郎、演出:金守珍)を観に行きました。
最初から最後までエネルギッシュで見ごたえがあり、役者の魅力も満載。刺激を受けました。観に行けてよかったです!
水を使った演出にずぶ濡れになりながら、圧倒的な精神力とパワーと華やかさで熱演されていたヒロインの蜂谷眞未さん。素敵でした!
一緒に写真撮っていただいた私、嬉しくてほっぺが落ちそうな顔しています…。


六平直政さんともツーショット撮らせていただきました。舞台を降りてもとても面白くて明るく頭の回転の早〜いお方でした。うちの父にお顔がちょっと似ているので、初対面でも他人の気がしませんでした。




もう一枚は、受付お手伝いしていたのぞみちゃんと蘭ちゃん。久々の再会❣️大好き。


主人公の少年・文ちゃんを演じられた中嶋海央さん、27歳の若さながら、明晰で情感たたえた台詞と透明感あるたたずまいが素敵でした。


6/25までの上演です。連日大盛況ですが増席してまだ若干お席ある日もあるようです。
お見逃しなく!✨



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