観劇

今日は稽古休み。 家で、衣装の参考に映画「茶々～天涯の貴妃」を観て、お洗濯などしてから、 下北沢でお芝居を一本観ました。

マーティン・マクドナー作、名取事務所制作の、「ピローマン」。

前に「プラトーノフ」で共演させていただいた、私の大好きな役者さんの一人である渡辺聡さんと、
うちの劇団で以前演出をなさった寺十吾さんが出演されています。
今日が初日でした。

「劇」小劇場という劇場は、初めて入りました。
出演者が六人くらいなので、2時間くらいの芝居かと思ったら、3時間ありビックリしました。
緊張感があり予測のつかない物語で、役者の方々の演技がとても素晴らしく、面白かったです。
主役カトゥリアンを演じられた寺十さんの多彩な声のよさ、語り口のうまさにぐいぐい物語に引き込まれていきました。

知恵遅れの兄を演じる渡辺聡さんの透明感と、くすりと笑える可愛らしさも目が離せません！

途中、少し気分が悪くなるような残酷な描写はありますが、
小さい舞台空間ならではの、非日常的な世界を体感できました。

24日日曜日まで。お見逃しなく！