魔法の鏡をみつけたら

なお子改め夏海遙のブログ

「父と暮せば」稽古開始!

2012年05月09日 | ブログ

おとといから、劇団の大先輩西本裕行さんとのふたり芝居、

「父と暮せば」(井上ひさし・作)の稽古が始まりました。

四年前に、この芝居を上演するために西本さんを中心とし集まった数人で

yushi-no-kaiを立ち上げ、四谷三丁目の喫茶茶会記の奥の小さなスペースをお借りして上演、

以来幸いにも川崎、ブルガリア、飯塚などさまざまな場所で毎年夏に公演をかさねてきました。

昨年は諸事情により上演できず皆残念な思いをしましたが、今年は私たちの悲願がかない、

5月に喫茶茶会記で5日間、8月に福島県いわき市の草野心平記念館で1日、

そして9月に新所沢の松明堂音楽ホールで2日間上演できることになりました。

終戦から3年後の広島。

ひっそりと一人静かに暮らす美津江と、そこに現れた父親の会話を通して、

「生きる」ということを見つめなおした作品です。

今回の稽古では、2年ぶりに帰ってきた我が家の空気が吸えることと、西本さん演ずるおとったんとの会話がうれしくて、新鮮な気持ちで芝居に向き合っています。

大好きな、大好きな作品ですので、ぜひたくさんのかたに観ていただきたいです。

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