バイオリンの弓の毛が、去年久々にケースを開けたらダニに喰われてバサっと三分の一程抜けたままになっていたので、(防虫剤と除湿剤入れましたが、そしてまた一年ケースにしまいっぱなしでした)
公演に向けて、毛替えをしてもらおうと、池袋のクワトロ弦楽器さんへ行きました。
5年くらい前に、「旦那さまはハンター!」でバイオリンちょこっと弾いた時に、ここで楽器の調整と弦の張替をしてもらって以来の再訪です。
毛の張替が、税込6050円。お安い。
ついでに弦も新調したほうがよいかどうか相談すると、一年に一回は替えた方が音色がよいとのこと。
ずっと放置していてゴメンよ〜💦
肩当てのゴムが摩耗してボロボロになっていたのも取り替えてもらい、全部の弦と松脂も新調、弓の金具の故障も交換してもらい、弦掃除のクロスも買って、全部で15000円ちょっと。
近くのベローチェで珈琲を飲んで待っている間に全て終了。
アパートではうるさくて土日は弾けないので、
カラオケ店に寄って、試しに弾いてみたら…
な〜ん〜て〜、滑らか〜♪ な〜ん〜て〜、滑らか〜♪
まるで別の楽器みたいです。
今までは、弦にも弓にも古い松脂がこびりついてひっかかり、乾いた音しかでなかったんだな…。
15年前に交通事故で首の骨を折ってから、しばらく弾けないのでバイオリンを見ないようにし、部屋の奥にほっぽって朽ちるままにしておいてごめんね😢
私と同じ年に西ドイツで生まれ、はるばる日本へ渡ってきて、19才の時に埼玉の親切なマンドリン奏者のおじさんから「もう娘が弾かないので」と譲っていただいたバイオリン。
(地元紙に、譲ってくださいと投稿したのです)
私が死ぬときは誰かに譲ろうと思いました。