Buono!な毎日♪

毎日が美味しい生活でありますように・・・

子供のうちからエコ教育

2007-07-01 23:17:10 | 環境
YUTAの学校は、東京のど真ん中にあります。
周りには首都高があったり、学校の前には大きい交差点があって、
車が大量に走っている環境です。

そんな都会の学校でも、学校内は緑も多く、
学校生活は、いたって「スローライフ」なんです。

プール開始前のプール清掃の際には、「ヤゴ救出大作戦」と称して、
高学年が中心となって、ヤゴを救出します。
授業には、田植えや畑仕事があり、今、我が家のベランダには
りっぱな稲が育っています。



そして、いつもすごいなって思うのが、学校給食の献立表に掲載されている
記事なんです。
一番最初にビックリしたのが、「3R」の記事。
大人でも知らない人がまだまだ沢山いるのに、きちんと説明が書いてあります。
「ハチドリのひとしずく」のことまで書かれていました。
「地産地消」の事も記事になっているときもありました。

そしてそして、7月号がまたすごいのです。
まずは
・旬の野菜を食べよう。
とまあ、比較的、普通な内容なのですが、
裏面へ行くと・・・



“食べ物を‘ごみ’にしていませんか?”

・賞味期限がすぎちゃった
・ダイエット中だから捨てちゃえ
・給食でおかわりしたけど、食べられなかった
・また同じものを買っちゃった
       ↓↓↓
   
    「捨てればいいや!!」

       ↑↑↑
     チョット待って!!

『私たちは、食べ物のおかげで生きることができます。
 また、食べ物を育てたり、加工したり、運んだりするために
 沢山の人たちが苦労しているのです。
 世界中の国の中には、満足に食事ができず、飢えに苦しむ
 人々が大勢います。
 大切な食べ物を一瞬のうちに、‘ごみ’にしてしまわないように
 心がけましょう。』
              ↓
              ↓
 食べ物のごみを出さないため、「私たちにできること」

     残さない
     つくりすぎない
     買いすぎない

 最後に・・・

  『知っていますか?
   日本の食べ物は、60%が外国から輸入されたものです』

    日本の食料自給率は40%しかなく、多くの食べ物を
      外国から輸入することによって、私たちの食生活は
      成り立っています。
      それなのに、家庭から出るゴミの1/3は、食べ物の
      ごみなのだそうです。
      自分の国だけで食べ物がまかなうことができなにのに、
      大量の食べ物を捨てているなんて、矛盾していると思いませんか?

 
結構やるな、って思いません?(笑)
小学校で、「自給率40%」なんて言葉が出てくるとは思いませんでした。
きっと、そんなことも知らない大人は沢山いますよね。

小学校で、こういう教えをするということは、
それだけ、環境問題が悪化しているということなのでしょうが、
一番、実感として捉えていないのは、大人たちなのかもしれません。

子供の頃から、こういった教育を受けている子供達が
いい大人になった頃には、手遅れになっているかもしれません。
私たちの努力が間に合わなくても、でも、わずかな望みとして、
彼らが大きく変換してくれることを、願うばかりです。


YUTAへ
影響力のある大人になって、日本の、世界の環境を変えておくれっ。