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古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

御戸代・御田代

2023年04月15日 | 日本古典文学-坤儀

御戸代・神田(みとしろ)、御戸代小田(みとしろをだ)

たのもしな-みたらしかはを-せきかけて-みしめはへたる-みとしろのうね
(俊成五社百首~日文研HPより)

みあれひく卯月に成りぬむへしこそ神の御戸代早苗とりけれ
(百首歌合_建長八年九月十三日~日文研HPより)

みあれひく-かものみとしろ-ひきうゑて-いまはとしのみ-いのるはかりそ(イいまはたとしの-かみをいのらむ)
(好忠集/曾丹集~日文研HPより)

題しらす 賀茂益久
神まつる/みとしろを田に/引しめの/ゆふかくるまて/とる早苗哉
(新続古今和歌集~国文学研究資料館HP)

けふときく-かみのみとしろ-とるなへに-をりはへいそく-をたのやをとめ
(夫木和歌抄_為家~日文研HPより)

宝治百首歌奉りける時、早苗 祝部成茂
五月きぬ/みとしろ小田に/しめはへて/神の宮人/早苗とらなん
(続千載和歌集~国文学研究資料館HP)

すみよしの-みとしろをたに-しめはへて-かみのをとめこ-さなへとるなり
(草庵集_頓阿~日文研HPより)

ちはやふる-かみのみまへの-みとしろに-みなつきかけて-さなへとるなり
(新撰和歌六帖_信実~日文研HPより)

御田代(みたしろ)

みたしろやおりたつ田子のゆふたすき夕くれかけてさなへとるなり
(院四十五番歌合_建保三年六月二日~日文研HPより)


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