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古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

港江・湊江(みなとえ)

2023年07月18日 | 日本古典文学-坤儀

湊江やあしまの小舟こきこきてかすめる方にまたさかりつつ
(詩歌合_正和三年~日文研HPより)

ゆふたちの-またすきやらぬ-みなとえの-あしのはそよく-かせのすすしさ
(続古今集~日文研HPより)

ゆふやみに-そこともみえぬ-みなとえの-あしまあらはに-とふほたるかな
(文保百首_俊光~日文研HPより)

みなとえや-ゆふしほふかく-なるままに-つきにそうかふ-うらのまつはら
(李花集_宗良親王~日文研HPより)

みなとえの-たななしをふね-あくかれて-つきのよすから-こきもかへらす
(続草庵集_頓阿~日文研HPより)

つきかけの-よるさすほかは-みなとえに-ゆくかたもなき-あまのすてふね
(新千載集_為世~日文研HPより)

かれのこる-あしのすゑはに-なみこえて-みなとえさむく-うらかせそふく
(文保百首_実任~日文研HPより)

江寒芦 読人しらす 
湊江の/氷にたてる/あしの葉に/夕霜さやき/浦風そふく 
(風雅和歌集~国文学研究資料館HPより)

みなとえや-あしのかれはに-かせさえて-しもよのつきに-ちとりなくなり
(新拾遺集~日文研HPより)

うらかせに-みなとえこほる-よもすから-なくやちとりの-こゑやさむけき
(嘉元百首_俊光~日文研HPより)

ふゆさむみ-ゆきそふりつむ-みなとえに-くちてのこれる-あまのすてふね
(続草庵集_頓阿~日文研HPより)

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みなとえに-かしふりたつる-とまりふね-なかるるまてに-しほはみちきぬ
(新撰和歌六帖_家良~日文研HPより)

ゆふしほの-さすにまかせて-みなとえの-あしまにうかふ-あまのすてふね
(玉葉集~日文研HPより)

あしのはに-よるのあめきく-みなとえの-なみのまくらを-いかてあかさむ
(草庵集_頓阿~日文研HPより)


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