monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

古典の季節表現 冬 寒芦

2013年12月13日 | 日本古典文学-冬

ふけゆけば浦風さむし難波江のあしのかれ葉に霜やおくらむ
(藤葉和歌集)

江寒芦 読人しらす
湊江の氷にたてるあしの葉に夕霜さやき浦風そふく
(風雅和歌集~国文学研究資料館HPより)

なにはかたよせくるなみにかせさむくあしのかれはにたるひすかれり
(正治初度百首~日文研HPより)

水郷寒芦 右兵衛督基氏
あしの葉も霜枯はてゝ難波かた入江さひしき浪の上かな
(玉葉和歌集~国文学研究資料館HPより)

寒芦を 権中納言通相
難波かた入江にさむき夕日影残るもさひし芦の村立
(風雅和歌集~国文学研究資料館HPより)

江寒芦を 権中納言為重
なには江やあしの夜な夜な霜こほり枯葉みたれて浦風そ吹
(新後拾遺和歌集~国文学研究資料館HPより)

コメント
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