monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

献立が決まらないと買い物に行けない人

2010年04月14日 | 食・レシピ

 献立が決まらないと買い物に行けない人って、いるんですねー。私は、「今日は何が安いかな~」ってんで献立を決めることの方が多いです。それか、旬のものを買う。
 もちろん、献立を決めてる場合もありますが、「肉が食べたい」とか「白身魚が食べたい」という材料の方から決定することが殆んどです。調理法は、材料が決まったあとで考えます。

 「安いから」ってだけで買い物をするよりも、献立を決めていれば必要な材料だけきっちり買えるから、経済的ではあるのでしょうが……。
 私の出会った“献立が決まらないと買い物に行けない人”は、主婦年数が長そうな人だったので、なおさら驚きました。でも、その人と会話をしていて気づ いたのは、その人は創造性のまったくない料理をしているらしいこと。レシピにあるとおりの材料の組み合わせでしか作らないみたいです。
 夕飯のメニューを聞かれたので、私が「カボチャがあるから、豚肉と煮ようかな」と言ったら、「えっ! カボチャと豚肉を煮るの?」と言われてしまいました。彼女は、カボチャを煮るといえば、“甘いもの”というイメージしかなかったようです。

 甘くないカボチャの煮物は、秋のカボチャ収穫の時期には、結構、頻繁に作ってましたよ。圧力鍋を使って、大きめに切った豚肉・カボチャ・人参を軽く炒めて、酒少々と塩を振ってから、フタをして蒸し煮にします。火が通ったら、しょう油を加えて味つけをするだけ。
 中華風にするなら、胡麻油で炒めて、最後に白すりゴマをガバッと入れます。

 料理の面白みは創造性にあると私は思うので、くだんの主婦さんは気の毒だな~と思います。御本人も「料理は苦手」って言ってました。←調理の技術の問題ではなくて、献立を考えるのが大変だから、って理由みたいです。