ザワークラウトとは、ドイツ料理の付けあわせなどによく出てくる、キャベツの漬けものです。ソーセージのプレートに乗っかってる、アレです。
作り方を知る以前は、「キャベツの甘酢漬け」と思ってましたが、本場モンは作り方が全然違います。
これは以前に、洋食料理人さんから聞いた作り方です。
キャベツは2cm幅くらいの細切りにする。
キャベツの重量の2~3%(だったと思います)の塩を振って、かなり重めの重石を置く。
水が上がったら、軽めの重石にする。
酸味が出てきたら食べはじめて良い。
あとは、1日1回(だったかな)かきまぜてやれば、かなりの期間、常温で保存がききます。(なるべく冷暗所がよいですが)
この方法で試してみたところ、案外美味しくて、長期保存可能な保存食だったので、キャベツがたくさんとれたときの定番です。
かなり酸味が強いですが、私はこれがクセになる美味しさだったので、水で洗ったりせずに食べています。
キャベツがくたくたになる前に食べきってしまうので、最終的にはどのくらいの期間保存可能なのかわかりませんが、3ヶ月はいけました。それ以上は、食感がブヨブヨと軟らかくなりすぎておいしくなくなってしまうと思います。(それが本場では普通なのかもしれませんが。)
ちなみに酸っぱくなるのは、乳酸菌発酵のためです。私の経験では、漬けてしばらく経って味が熟成してきた頃に酸味が最高度に達し、その後は酸味が薄れていきました。(酸味がなくなってくると美味しく感じなくなる。)
ウィキペディア には、材料に塩水や香辛料、白ワインという記述もあって、こういうものを入れたバージョンも試してみたいと思いました。
レシピでは、蒸し焼きっていうのはやったことがないので、今が旬の鮭とか魚介類を乗っけて作ってみたいです。
ドイツ料理展示会か何かで食べたザワークラウトも、ネットに載っている写真を見ても、キャベツの千切りの幅が1cmぐらいで細いみたいですが、私が習った2cm幅は歯ごたえがしっかりしててオススメですよ。