最近読み終えた本です。
本と言っても私はキンドルに入れて持ち歩いてるので、
正確には本とは言わないのかな?
通勤は往復車なので、
なかなか本を読む機会が無いのですが、
飲み会に行くのに電車で移動したり、
仕事で銀行へ行ったりした時に、
いつもカバンに入ってるキンドルを取り出して読んでます。
この本を選んだ時は、
映画化されたことを知らず、
なんとなくレビューが多かったので、
読んでみようかと・・・・。
半分くらい読んだところで、
映画化されたことを映画館の予告編で知り、
そこから先は、
登場人物が映画のキャストと重なり、
若干イメージ違うな~という人もいたりで、
知らなきゃ良かったな~なんて思いながら読みました。
時代背景が、ちょうど私の青春時代と同じような時期で、
懐かしく思いながら読んだのと、
大学生の主人公と周りの友人たちの日常生活が
淡々とつづられて行くのですが、
時々時代が現代に飛んで、
世之介の友人たちのエピソードが挟まれたりで、
ちょっと普通の小説とは違った面白さがありました。
大きな事件もなく話は進んで行くはずだったのですが、
中盤で
「えええ~~~???」
なこともあり・・・
ラストではじんわり泣けました。
今の若い子よりは、
中年の・・・
青春時代にバブルを経験したような年代の人たちが
読んだらとても懐かしく面白く読めるのではないのかな~という本でした。
ま、私はバブルの恩恵にはあずからなかったけどね。