お気楽・勤労主婦☆K☆の気ままなひとりごと

今楽しいこと、面白いこと、感じたままに

言えない秘密

2008-09-18 08:06:48 | アジア映画


東京では新宿武蔵野館でしか上映していなかったこの映画。

☆K☆の家からは電車で1本だけど、
ちょっと気軽に行ける距離でもないんですね。(駅遠いし)
都営新宿線の新宿駅の改札から新宿駅JR東口へ行くのがまた遠い。
昔行きなれた映画館ではありますが・・・・

DVDになってから観てもいいかな~とも思ってました。

でもなんだかここのところちょっと煮詰まってて
癒されたくて、観に行ってきました。


行って良かった。


午前中仕事に出て、12時40分からの初回へ・・・・。

水曜日だから1000円。

平日にもかかわらず、ほぼ席は埋まっていました。
ほとんどの人が私のように一人で観に来ていたこともちょっと驚き。

このタイトルにもなっている「言えない秘密」が明らかになったあたりから
ボロボロ泣きっぱなしでした。

「光州5.18」以来だわ、映画で泣いたの。

この映画は台湾映画で台湾でトップアーティストのジェイ・チョウが原作、主演、監督、音楽を1人で担当してます。




あらすじは

淡江音楽学校のピアノ科に転校してきたシャンルン湘倫(ジェイ・チョウ)は、
旧校舎の古いピアノで美しい旋律を奏でるシャオユー小雨(グイ・ルンメイ)と出会う。
彼女の弾いていた曲のタイトルをシャンルンがシャオユーに聞くと彼女の答えは

「それは言えない秘密」


一瞬で惹かれ合った2人は学校の帰り道に自転車で2人乗りをしながらお互いのことを語り合い、きずなを深めていく。
しかしシャオユーは持病のぜんそくのせいで学校も休みがちになり……。





とにかくジェイの才能はすばらしいです。

劇中、生徒同士のピアノバトルがあるのですが、
そこは見せ場としては最高だし、
ジェイって本当にピアノがあんなに上手に弾けるというのがびっくりですね!!

ストーリーも良かったし・・・・

主演の女の子が本当に素敵でした。

宮沢りえをちょっと健康的に、そしてすっきりさせたような・・・・
台湾で、彼女にしたい映画女優1位に輝いたのもうなずけます。

家に戻ってちょっと検索したところ、
男性のリピーターも多いことにちょっと驚きです。


秘密がわかってからもう一度観に行く人が多いようです。

私も行きたい。


まだご覧になっていない方で、お近くに劇場がある方はぜひご覧になってくださいませ。
お薦めです!!!!


★★★★★(本当は10個くらいつけたい)



この映画あらすじや結末を知らずに観にいった方が数倍楽しめると思うので、
まだの方はここから下はご覧にならないでくださいね。
ネタバレありです。













私はこの映画を「イルマーレ」のようだと言うブログを観てしまっていたので、
少し心構えがあったので秘密が明かされた時に驚きはなかったですが・・・

要所要所にあった秘密が明かされた後のための伏線にはうなりました。

「イニシャルD」と同じくアンソニ・ウォン(黄秋生)がお父さんでしたが、
この人、本当にこういう役が上手ですね~。
好きな俳優ですが、特に「イニシャルD」と「ザ・ミッション(鎗火)」の秋生は特に好きです~。

ただ見終わった後、いろいろ気になりだしました。

先生ひどいよ~、誰にも言わないって約束したのに・・・

何故、劇中小雨の髪の毛が伸びたり短くなったりしてるのか?

シャンルンのお父さんは学校へ走っていってその後どうなっちゃったのか・・・・

あの、用務員さんは20年の間に何があったのか?


シャンルンが最後に卒業写真に写ってたけど、
小雨にしか見えないはずじゃ?


ご存知の方は教えてください。

追記

この記事を書いたあと、若干のネットサーフィンと自分で考えた結果、
最後に湘倫が卒業写真に写っていたのは、
やっぱり湘倫は最後に20年前の世界に行ってしまって戻ってこれなくなったから、
行き来できなくなった結果写真に写ったんでしょう・・・

それから、チンイーが小雨と話をしてたことに疑問を感じてた方が結構いましたが、
あの時最初にチンイーと小雨が目が合ってしまったので、
彼女には小雨が見えていたんですね。

向こうの世界からこっちへ来たときに最初に目が合った人にだけ姿が見えるという設定でしたから・・・・
だから、ピアのバトルの場所に小雨がいたことに湘倫は気付かなかったんですね~。