書店で、以前在籍した会社でお世話になったモータージャーナリストで写真家であるいのうえ・こーいちさんの著書を発見したので購入(実際は去年の一月に発行されていたらしい。気づかずにすみません)。『鉄道趣味がわかる本』という書名の通り、“趣味の王様”といわれる鉄道ホビーの世界を、基本である乗る楽しみ、旅する楽しみ、車両を知る楽しみから模型、収集、時刻表、海外鉄道等々に至るまで、さまざまな角度から紹介している。
鉄道好きというといわゆる「鉄っちゃん」と呼ばれるマニアというかオタクというか、そういう人たちを思い浮かべるのだが、いのうえさんはそんなイメージとは正反対の非常に柔和で都会的かつ洒脱なお人柄で、仕事をお願いしていてとても楽しかった記憶がある。実はクルマ関係の著作が多く、その道では有名人であることも後から知ったという失礼な担当であったのにもかかわらず、いつも親身になって相談に乗っていただいた。
仕事は楽しかったが会社はめちゃくちゃで、結果的に私が会社を辞めることでいのうえさんにも迷惑を掛けることになってしまったのは苦い想い出であるが、そのときも怒らずに優しい言葉を掛けてくださった。まあ、私が一冊買うくらいで罪滅ぼしになるとは思わないが、実際楽しい本なので、ご興味のある方は是非ご購入ください。女性にもお勧めです。
いのうえ・こーいち著『鉄道趣味がわかる本(趣味の教科書)』(出版社、二〇〇八年)
鉄道好きというといわゆる「鉄っちゃん」と呼ばれるマニアというかオタクというか、そういう人たちを思い浮かべるのだが、いのうえさんはそんなイメージとは正反対の非常に柔和で都会的かつ洒脱なお人柄で、仕事をお願いしていてとても楽しかった記憶がある。実はクルマ関係の著作が多く、その道では有名人であることも後から知ったという失礼な担当であったのにもかかわらず、いつも親身になって相談に乗っていただいた。
仕事は楽しかったが会社はめちゃくちゃで、結果的に私が会社を辞めることでいのうえさんにも迷惑を掛けることになってしまったのは苦い想い出であるが、そのときも怒らずに優しい言葉を掛けてくださった。まあ、私が一冊買うくらいで罪滅ぼしになるとは思わないが、実際楽しい本なので、ご興味のある方は是非ご購入ください。女性にもお勧めです。
いのうえ・こーいち著『鉄道趣味がわかる本(趣味の教科書)』(出版社、二〇〇八年)