牛込日乘

日々の雜記と備忘録

歴史の動く日

2006-07-05 23:53:33 | Weblog
 朝は、妻の「北朝鮮がミサイルを発射したわよ」という声で目が覚めた。我が家の朝は今や専らラジオだが、今日は珍しくテレビの電源を入れた。実際に日本の国土や国民に被害が及ぶことはまずないんじゃないかとは思ったが、何しろ行動の背景も意図も本当のところはさっぱり分からないので、現在のところは憶測するしかない。

 いま思えばあのとき歴史が動いたのだなあ、という日はいくつかある。昭和天皇の死去、湾岸戦争、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、山一證券倒産、9.11……等々。団塊の世代の人にとっては三島由紀夫の自決やあさま山荘事件、よど号ハイジャック事件などがそれにあたるのだろうが、私はちょうど生まれたばかりの頃なので残念ながら全く記憶がない。

 娘は順調にミルクを飲む→寝る→泣く→排泄する→オムツを取り替える→寝る→泣く→ミルクを飲む→風呂に入る→……というサイクルを繰り返して成長しつつある。細かった顔も太ってきて、変な話だが少し大人びた顔からだんだん赤ん坊らしい顔になってきた。いつか「あの時はオムツを取り替えながら北朝鮮のミサイルのニュースを見ていた」なんて語る日が来るのだろうか。