牛込日乘

日々の雜記と備忘録

梅雨雲にかすかなる明りたもちたり雷ひくくなりて夏に近づく

2006-07-03 23:57:47 | Weblog

 中村憲吉(一九二四)。大西巨人編のアンソロジー『春秋の花』(光文社文庫、一九九九)からの孫引き。今日の昼間、杉並区では、わずかな時間だが雷鳴と狐雨がみられた。いわゆる環八雲の影響だろうか? とも思うが不明。

 高円寺で働き出してから三年目になるが、今まで勤務経験のある都心のオフィス街とはかなり趣が異なる。

 ・夏になるとしばしば出される光化学スモッグ注意報。
 ・商店街にとにかく多い老人。二十歳前後の若い人も割と多いかもしれない。逆にほとんどいないのは堅気のサラリーマン風。
 ・店先や電柱にべたべたと貼られている手作り感覚あふれるメッセージ。バンドや演劇のチラシはまだどんな人種が作っているのか想像がつくが、中には誰がどんな意図で貼り出しているのかわからないものもある。