『なめらかで熱くて甘苦しくて』 川上弘美
正月前に借りた花村萬月おじさんの『信長私記』
がなかなか進まず、だらだら読んでいたのですが、
知識がないためやっぱりどうしてもわからなくなった
箇所へ戻らざるを得なくなった。ので、
川上弘美さんを中休みに読むことにした。
『信長私記』をさくさく読み進めないとなると、
他の本もなんとなくのめりこめず、毎日、
睡魔と戦いながらの読書となっています。
おそらく短編集だと思いますが、
aqua、terra、aer、など6つほどのコンテンツがあって
この「aer」。親の子に対するもの全てが表現されている
と思います。これが文学、表現というものでしょう。
いやはや・・・
これからこれを何度となく読むかもしれん。
川上さんの小説、
恋愛をどっぷりする人は、恋愛シーン、
子育てをしている人は、親子関係を描写したシーン、
それぞれでなんかこう、沁みますね。