凡凡「趣味の玉手箱」

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ポタラ宮殿保護は統治の象徴

2005-09-14 05:31:46 | 旅行知っ得情報
中国チベット自治区の区都ラサの中心部には壮大な宮殿、ポタラ宮がそびえる。

本格的に造営が始まって300年以上。木と石でできた建物に走る中小の亀裂を棒と足で丹念に埋めてゆく。作業者の殆どはチベット族。独特の建築様式はチベット人でなければわからないとポタラ宮管理所の所長さんは言う。

2002年から始まった工事に中国政府が投じるお金は1億7600万元(日本円で約23億8千万円)チベット仏教の保護につとめながら、資金投入を通じて管理を強める。

チベットの宗教・政治の中心地だったポタラ宮への手厚い支援は、中国政府のチベット統治策の象徴といえる。

(日本経済新聞9月13日夕刊 天空のチベット①から)

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