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小心者モデラーのつぶやき! model-s

製造業の傍ら、トイガンの部品などを造ってヤフオクに出品しています。
現在は、直接の依頼はお受けしておりません。

KSC ガバメント ルネサンス

2010-01-20 10:24:45 | エングレ

KSCのガバメントにエングレ。

KSCのガバメントは、私がエングレを彫る目的のために始めて手に入れた、ガスガンである。何年か前の大阪のショットショーで中古で購入した。しかし、いきなりガスガンにノミを入れるにはためらわれた。コッキングガンで練習をつんでから、兆戦しようとしまいこんでいた。結局、初めてガスガンにノミを入れたのは人様のガスガンだったりする。

Photo

このガンは、マルイのコッキングガン18才以上用。サイト「I LOVE WESTERN ARMS」のflat_outさんに製作したルネサンス。(搭載の許可をいただいております。)

その他、色んな方にエングレを彫らせていただいた。

ふと気が付くと、エングレガバメントの力作は手元にないことに気が付いた。あるのは、まだ未熟な出来の悪い物ばかり。

                                                      

「人の為に彫る」・・・

これは、自分にとってとても勉強になった。私にとって高価なガスガンを預かり、それにノミをいれるのは、かなりのプレッシャーだ。緊張のため、ノミが思うように動かない。丁寧にほると勢いのあるラインが出ない。このなんともいえない、緊張感はとても勉強になり、良い経験となった。

                                                       

最近になってやっとKSCガバにエングレを入れることができた。

  

スライド上部銃口付近の文様は、Pカッターがコースをはずれてしまったので、ここにもエングレーブを施した。

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本体には、手を入れていないがそれなりになる物だ。後日、すべて「ななこ」を入れなおした。

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資金不足のため、タナカのピーメは塗装待ち。また、後日。


タナカ COLT SINGLE ACTION ARMY .45 ②

2010-01-15 09:23:29 | エングレ

タナカ COLT SINGLE ACTION ARMY .45  。

フレーム、右サイドにエングレーブを入れる。まずは、下書き。

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彫る。

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丸い部分に彫る。ノミが脱線しないように彫る。滑らかなラインが出ない。一気に彫らず、少しずつ彫る。丸い面のななこは、面白い。本当に明太子のようだ。

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フレーム上部。ここのデザインはなかなか決まらなかった。いくつものネットで保存した画像を見比べる。なかなか、これという物が無く、良く使うパターンのデザインとした。

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バレル、付け根。

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バレル部のエングレーブ。参考にした画像のものを、大ぶりなものに変える。まだ、丸いところに小さな円を彫る自信は無い。

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この画像を左右反転させ、モニターに写し、それを見ながらバレル反対側を彫る予定。

つづく・・・


タナカ COLT SINGLE ACTION ARMY .45 ①

2010-01-11 10:47:36 | エングレ

タナカ COLT SINGLE ACTION ARMY .45に、エングレを彫る。

丸い局面の多いS.A.Aは彫るのが難しい。中古で購入したABSモデルで挑戦する。

まずは、シリンダーから始めた。エンフィールドの時は、図柄を葉っぱの組み合わせで行った。その方が少しでも局面に彫るのが楽だ。ノミの動きが緩やかな線で構成出来る。

今回は、丸形状に挑戦する。

彫刻機のベットに割付台(旋盤のチャックのようなもの)をセットし、シリンダーの円周にラインを回す。

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ABSの成型品は樹脂の伸縮により、正確な真円はでていない。

彫れた溝は幅が一定にはならなかった。Pカッターにより、溝の幅を均等になるように彫りなおした。

二本の溝の間に、葉っぱ模様を彫っていく。

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その他の部分も彫る。ノミがスムーズに動かない。シリンダーを挟んだバイスを回しながら、シリンダーそのものも、ノミの動きにあわせ回していく。

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ここのところ、ノミの具合がよくない。砥ぎ角度が狂ってきている。それも、要因の一つで緩やかなラインが出ていない。何度研ぎなおしても、うまく行かない。これだ!という砥ぎ角度が解らなくなってしまった。

「ななこ」を少し入れたところで作業終え、帰宅。

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帰宅すると、荷物が届いていた。

開けると、「お年玉」と書かれた丸い筒じょうのケースが・・・

「エングレ倶楽部」でお付き合いさせていただいている、子連れ狼さんからの贈り物。

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一目見て、それが何か解った。「ななこ」を入れる工具だ。先端が球状にくぼんでいる。

鳥肌が立ち、目頭が・・(うるる)。これ以上は、文章で表せない。

途中まで自分で造った、工具(0.3ミリのシャーペンの先を尖らせた物)と比べると、そのななこの表情は立体的で、球状のぶつぶつは一つ一つが光を反射し、とても綺麗だ。

すでに入れてある「ななこ」の大きさを合わせ、上から「ななこ」を入れなおした。

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まだ、使いこなすというところまでは行かないが、やはり本当の「ななこ」はイイ!

フレームの左にも彫る。

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今回は、海外のサイトで見つけたエングレを施されたいくつかのS,A,Aより、好きなとこ取りで彫っていこうと思っている。

つづく・・・


マルイ センチメーターマスター コッキングガン 改 その⑥

2009-12-10 19:39:06 | エングレ

グリップに模様の下書きをし、彫刻刀で溝をきる。

今回、模様の周りにある、でこぼこの表面を塗装にて再現した。

アサヒペンのストーン調スプレーというのを試してみた。

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画像のように、ざらついた感じになる。判別しにくいが、枠をマスキングして残してある。

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後日、これに墨を入れる予定。

フレームに、模様の下書きを鉛筆にて描く。

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彫刻刀で溝を入れる。

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資料では判別しにくいが、模様の余白には「ななこ」の様な感じででこぼこしている。

余白部分を、一段掘り込んだ。

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掘り込んだ部分に、ストーン調スプレーを塗ることにした。

必要な部分以外をマスキングしてスプレー塗装し、乾いた後、マスキングを剥がし、サンドペーパーにて面だしを行うと、へこんだところのみ塗料が残る。

サーフェイサーを吹き、形状の確認をする。資料を基に、レバー類の形状の追加や変更を行った。

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部品を組み込んで、本塗装に掛かる。

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つづく・・・