小心者モデラーのつぶやき! model-s

製造業の傍ら、トイガンの部品などを造ってヤフオクに出品しています。
現在は、直接の依頼はお受けしておりません。

LIMCAT CUSTON を自分の為に造るぞ! その②

2012-03-30 11:03:27 | インポート

「LIMCAT CUSTON を自分の為に造るぞ!」の為に購入したM.E.U。

ネットショップにて中古。

Dscn0608

 

 

まず、ハイキャパのスライドの改造。

 

新たに入れるセレイションの深さは1mmに設定するので、セレイションを1.2mmの深さで座グリ取ります。

Dscn0596

Dscn0597

接着して、目地に瞬間接着剤を流し、成型しなおします。

 

つぎに、

 

スライド前部にある、くびれを埋めます。

Dscn0603

採寸して、NCにて部品を製作。材料は黒ABS。

 

各貼り跡を瞬間接着剤で、埋めて面だしを行う。

刻印も瞬間で埋める。

Dscn0604

のっぺらぼうな、スライド。

 

 

つづく

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LIMCAT CUSTON を自分の為に造るぞ!

2012-03-23 14:55:36 | トイガン

いろんな方のカスタムのお手伝いをさせていただいているうちに、自分も久しぶりにカスタムガンが欲しくなってしまった。

影響を受けやすいのかも・・・ 

 

月刊アームズマガジン10月号の「LIMCAT CUSTON」を見ていて・・・「これだ!!」

といことで、

Gedc0723

ショップオークションでだいぶ前に落札したハイキャパ(マルイ)のスライドを用意した。 

作業台の上においていたのだが、他の方のカスタムでなかなか自分のに手を付けれないでいた。

 

そんな時、LIMCAT CUSTONNのご依頼をいただいた。 

 

この機会に予行練習のつもりで、自分用のLIMCAT CUSTONを製作することにした。

 

Dscn0631

造るのは、この記事の二種類のガンの好きなところ取り。 

 

ベースはマルイのM.E.U。

Dscn0607

 

ハイキャパは嫌いじゃないけど、シングルカラムのほうが好み。

以前もマイアミバイスのインフィニティも、シングルカラムにしたぐらい実銃にこだわらない。

といことで、

 

 

つづく 

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STI その③

2012-03-16 13:51:29 | トイガン

STIの刻印を二箇所、という依頼とともに添付されていたスライドには、独特なセレイションが刻まれている。

 

Capture_28012012_133036

これを最初に見たとき、どうやって加工しているのだろうかと考え込んでしまった。

思いつかなかった。なので、無理ですと返答させてもらったのだ。 

きっと、それなりの専用の刃物で加工しているのだろう。 

 

でも、刻印を入れ終わったスライドを見ていると、やはりこのセレイションは絶対必要だ。

3D加工でやるしかないか・・・

データーをこしらえ、シュミレイションしてみた。

Photo

何とかなりそう。

 

しかし、いきなりスライドをNCに乗せるのは、いろいろ問題が出そう。

もともとのセレイションは、埋めた状態である。

何ミリの深さで埋めてあるかも解らない。

この複雑なでこぼこの山が飛んでいくかもしれない。

 

それに、成型品は対外の場合たわんでいたりする。

マルイはわりとシャンとしているが、マルシンやタナカなど、私が見たものはかなりゆがみが出ている。

水平が出ていないと、このセレイションは均等に刻まれないだろう。

 

大切な預かり物、失敗はしたくないので、この部分のみNC加工後に座グリこんで接着することにした。

Dscn0501

Dscn0504

スライドを座グル。

Dscn0506

接着して、目地を消す。

せっかく綺麗に塗装されていたのがもったいない。

Dscn0507

Dscn0508

 

美しい完成品は、このブログのリンクにあるミリブロ「QUESTO!!]で!!

 

 

おしまい

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デトニクス 新作グリップ

2012-03-12 10:35:18 | トイガン

〇四郎さんからご依頼のあったグリップの一つが完成しました。

 

>あっ、これもいい! 青はいやだけど!!(〇四郎さん談)

2

 

という事で、製作しました。

 

Dscn0594

塗装はシャンペンゴールド。実物は見たことないですが、チタンでこんな色のイメージが、かってながらありまして・・・

 

Dscn0595

黒い部分は別部品にしてあり、ストーン調スプレーにつや消しの黒で仕上ています。

ノーマルのデトニクスには、ちょっと未来的過ぎて似合わないかも・・・

ねじの頭も黒ではどうよ?やっぱ、シルバーがいいかも。 

 

ちょうどよい機会なので、一緒に自分用のデトニクスにもグリップを造りました。

Dscn0589

以前製作したプログラムで色違いのものを、製作。同シャンペンゴールドに塗った。

画像はシルバーに見えますが、同じ色です。

Dscn0588 

やはり、ノーマルのデトニクスには、微妙なフィット感。スライドをカスタムガンっぽく改造でもするか?せめて、スライドをシルバーに塗るとか。

 

こいつには、ボーマタイプのサイトを付けるつもり。

 

 

 

おしまい

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STI その②

2012-03-09 13:19:43 | トイガン

はじめて、お酒を飲んで記憶を失くしました。

 

お酒は強くないので、すぐに気分が悪くなる。寝る前に、トイレで「リバース」した記憶はあるのだが・・・

  

次の日、ヤフーメールをチェックしていると、

 

Yahoo!オークション - 現在の最高額入札者・・・のメールを発見!

 

「え~!?」

 

入札した記憶がない!!

 

どうやら、ウォッチリストのブツに酔って入札していまったようだ。(まだ2日もあったのに・・・)

 

いくらで入札したのか、心配で見てみると、

 

酔っていても、小心者の性質は変わらないらしい。

 

妥当と思える金額を入札していた。

 

とりあえず、ほっとした。

 

 

 

さて、

 

STIのつづきです。

 

スライド左サイドの文字の刻印のデーターの作成。

資料写真です。

20101127195136

この文字の部分を切り取って、前出のフリーソフトでDXFに変換すると・・・

Sti_moji

う~ん・・・これでは使えない。

こういうときは、資料画像をモニターに表示させて、スケールで測定しながらCADデーターを手作業で作成する。

 

「STI」のロゴの刻印を、NCにセットし加工する。

Dscn0493

Dscn0494

 

反対側の文字刻印は、長手方向の平面が出ていなかったので、彫刻機にセットして、刻印を彫る。(乗っかっているのは、水平を出す小道具)

Dscn0505

場所によって、面の高さが0.1mm以上ばらつきがある。文字の深さは0.2~0.3mmにしたい。なので、一文字づつ高さの調整をしながらの加工になる。

Dscn0495

 

以前、〇っしーさんのハイパワーの刻印の依頼を受けた時、その文字の小ささに今まで使用していた0.3mmの刃物では再現できなかった。(画像は今回、同時にお受けした時のもの)

Dscn0496

Dscn0497

仕方が無かったので、出来るだけ細い刃物を自分で造ったのだ。

 

刃先を比べると・・・(左、0.3mmのエンドミル 右がお手製の極細刃物)

Dscn0582

 

しか~っし、

これが、よく折れるんだな・・・涙

 

特に、HW材。

 

これで完成。・・・・・

ご依頼者に報告すると、セレイションの再現も希望とのこと。

 

ということで、次回はセレイション加工です。

 

コメント (7)
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