タガヤサン 水滴型グリップ

〇っぱい子連れ狼さんから、ネタ切れぎみの私に「新ネタにどうでしょうすか？・・・」と。グリップの製作を依頼していただいた。

　

材質は、タガヤサンと思われる木材。

　

参考画像。

グリップフレーム幅いっぱいまでありフロントから段差無しで丸くなっている。

　

参考画像。

下方向から見る、グリップの丸みはこんな形状。「水滴型」をしている。

　

今まで製作してきた加工データーは使用できないので、一からのデーターの製作を行う。

木目は荒々しく走っている。ただ、これは木目に沿って割れるような気がした。

案の定薄くなっている部分は欠けてしまっている。

グリップ後方は、セイフティーレバーギリギリまで、寸法を延長。

グリップ前方は、Ｒじまいまで延長してある。

下方向から見ての形状。木目は対象にしてある。（ちょっとした、こだわり）

　

そこここにある、欠け部分の修正。

欠けた部分を少し平らに削り、木のかけらを接着。

うまく誤魔化せたか？

　

取り付けると、隙間が・・・

ハウジングピンがあたっている。

逃げ加工を行う。をボール盤のキリで、グリグリ。

　

仕上げは、＃1000。

荒々しく走る木目が美しい。

　

おしまい

古本を楽しむ

風邪で寝込んでいたとき、腰痛もちの私はこれ以上横になり続けることに苦痛を感じ、ふらりと、お外に出かけていきました。

すぐそばにある、おっきな古本屋さんへ出かけていった。

　

そこで、出会った月刊ＧＵＮ誌。

表紙のエングレーブガンが美しい。

これは、多分井浦先生の作品ではないかと思っている。

しかし、この写真、表紙のみ。

中の記事には、一切触れていない。

この頃のＧＵＮ誌は、こういった表紙のやり方だったんだろうか。

これでは、表紙だけで判断して購入はできない。

もちろん、中身は知った上で、

この表紙だけが目当てで購入したのだ。

　

以前、ネットでエングレーブを検索、

そして、「Ｍ1910」や「ハイパワー」のエングレーブを製作した。

その資料画像と同類の写真の表紙。

見ていると、もう一度「Ｍ1910」を手に入れて彫ってみたくなる。

　

これは、美しい。惚れてしまう。

これは、絶対参考にして製作したい。

スライドトップの禿のおじさんは、いらないが。

　

「ボランド」です。

造ろうと思っているのに、何一つ動いていない。

ハードルが高いのだ。

見た目だけなら、それなりに完成するだろうが、ちゃんと作動させるには、あまりにも経験が少なすぎる。

う～ん、言い訳してるだけだな。

この、「臆病者！」

おしまい

M1911A1 「io-jima」 エングレーブ 未完成品

失敗作を取り上げてよいかどうか、・・・

素人の趣味のブログ。

失敗もある。

　

長く暖めていた構想を形にする。しかし、難しい。

　

硫黄島のあの印象的な白黒の写真。

この写真をエングレーブに取り入れたかった。

シャトーテリーのような無骨な彫りなら、再現できそう・・・。

紙にイラストを描くようにはいかなかった。

とりあえず、完成させようと思っていたのだが、金色の色いれを行ったのだが、はみ出た金色をふき取った時に、ブルーメタルコートがはげてしまった。

　

写真さえ撮る気になれず、そのままお蔵入り。

こんなこともあるさ・・・

Ｍ29Ｆ ＭＩＬＩＴＡＲＹ エングレーブ

こんな時だから、好きな物を我慢するのは、やぶさかではない。

といっても、

最近、欲しがっている時が一番楽しい。

あれも欲しい、これも欲しい。

でも、買ってしまうと、す～とテンションが下がってしまう。

やはり、買うまでの間がワクワクするのだ。

　

そんな訳で、・・・

こんな時だから、新たな物を購入せずに、今ある在庫（？）から「ＭＡＲＵＩ　Ｍ29Ｆ　ＭＩＬＩＴＡＲＹ　ステンレスタイプ」（10才以上）を引っ張り出した。

　

14日ほど、仕事が無く、その間頼まれたグリップなど製作していたのだが、それだけでは、時間はつぶせない。暇に任せて、エングレーブを彫り始めた。

　

　

彫り終わると写真を撮る。

もうチョッと手を入れようと思い直し、さらに・・・

ということで、画像下に行くほど最終形。　

　

画像が多すぎるか？

おしまい　

デトニクス グリップ その③

　

仕事にあぶれて14日目。これで、4月4日まで仕事なしが決定。（あじゃぱ～汗）

開き直って、ブログの更新。

　

とある方から、（そう、あの人です。）南部14年式のグリップみたいな、デトニクスのグリップを打診される。

ちょうど、去年の年末にマルシンの南部14年式組み立てキットを買ったので、グリップを参考にした。

　

今ある、加工データーをちょちょちょい、と手直し。

材料の木材は、ココボロ。

裏の、ウエイトを入れる凹加工は、表加工前に行う。

ＮＣ加工は、エンドミルというドリルの刃のような、刃物を回転させて削るので、四角く加工するとコーナーは、刃物の直径分、丸い後が残る。

ここは、平のみにて角を突く。

ウエイトは、真鍮。

小型の、縦軸フライスにて四角くカットする。

　

完成

おしまい