以前住んでいた岡山のマンション(ベランダ)からは、息子の通う高校が見え、小・中・高と並ぶ学校横の歩道には、この時期、満開の桜が咲き誇路ます。
仕事の忙しさゆえ、わざわざ花見に出かける余裕もなく、花見は、その桜で十分満足していました。
ところがこちら(関東)に来て、連日のようにテレビで流れる桜情報を見ていると、だんだん“目黒川の夜桜”を実際に見てみたいと思うようになりました。
それで、ネット検索するうち、はとバスの公式サイトで、
目黒川夜桜クルーズと世界のバイキング
桜の名所としても知られる目黒川。川面から、川の両岸に並ぶ夜桜を観賞しながらゆったりクルーズ!
夕食はオードブル・メインからデザートまで、世界各国のお料理をバイキングでお楽しみください!
っていうコースを発見。
船に乗りながら、夜桜見物ができ、第一ホテルの豪華ディナービュッフェが楽しめる...、お一人様9900円也。
結構お高いなぁと思いながらも、1年に1度、ひょっとしたら、これが最初で最後の経験かもと開き直り予約を入れました。
で、 昨日、行ってきました!目黒川夜桜クルーズ
集合時間より早めに東京駅に到着。
岡山からは飛行機を利用することが多かったので、東京駅の外観を見るのは初めて。
思わず写真を...
おそらく宿泊することはないであろう東京ステーションホテルを一目拝もうと、潜入
小心者故、フロント前を横切ることができず、B1のレストランへ。
4軒あるレストランは、ランチが終わり、ディナーの準備中で、どこも閉店していました。
店頭にメニュー(お品書き)が置いてあったので、恐る恐る見ると、どれもお値段がよろしゅうございまして、
ジーパンにパーカー姿の夫婦が、呑気にお食事を楽しむところではございません
「助かったぁ~」下手にオープンしていたら、B1ですら探検できないところでした。
レストランを抜けると、トイレが...いえ、お化粧室がありました。
宿泊も食事もできないなら、せめて、お化粧室を使うぐらいはいいかと、ドアを開けると、
これまた高級感あふれるピカピカの手洗い場と鏡
中に入ると、ここでご飯が食べれそうなくらいの美しさ
いやはや、花見をしに来て、トイレの中を撮るとはね、我ながらどんだけ田舎もんなんだろうと思います。
う~ん、何だかミラコスタの客室内を撮りまくっていた頃を思い出し、懐かしさが...
そんなことをしながら、集合時間10分前になり、はとバスの4番乗り場に到着。
ザッと見た限りでは、外国人はおらず、会社の集まり組、夫婦・親子組、仲良しのおばちゃん組などが参加メンバーでした。
車中は、とても可愛いバスガイドさんが、うぐいすのような声で目黒川の船着場までガイドしてくれました。
私、バスは単に船着場までの交通手段だと思っていたので、ちゃんとガイドさんが観光案内をしてくれたのは、予想外の感動でした。
桜の話や、行く道中の名所案内、はじめて聞く話がたくさんあって、勉強になりました。
そして、いよいよ目黒川夜桜クルーズ
船着場には、カッコいいクルーザーが2台停まっていて、「まぁ~こんな素敵な船に乗れるの?」と思いきや、
その反対側に停まっていた、屋根のないイカ釣り漁船のような船が、私達を夜桜の世界に連れて行ってくれます
でも、船長さん曰く、「この船はしっかりしていて、安定性があるんですよ~~皆さん、風を感じて下さいね~~」とのこと。
物は言いようですね、ホント
でも、ちゃんと防寒用に一人に一着、ベンチコートが用意されていました。
防寒対策はしていきましたが、このベンチコートがなかったら、凍え死んでいたかもしれません
それぐらい、この時期、屋根のない船でのナイトクルーズは 寒い
とはいえ、スタート時間は、夜桜には少し早かったので、行きは明るいうちの花見、
帰りは夜桜を楽しめました。
川の両側に満開の桜が...圧巻です
乗船中(50分ほど)、船長さんの軽快なガイド付き。
桜の話だけではなく、橋の名前の由来や橋ができた経緯など、「へぇ~」「ほぉ~」って感じ。
予想以上の桜の美しさと、クルーズの楽しさで、とても満足な花見ができました。
そして、本日最後のお楽しみ...第一ホテルの豪華ディナービュッフェ
いやぁ~ホント美味しかった。
欲を言えば、食事時間60分では、少し慌ただしいかなぁ~ 90分は欲しかったです。
最後にゆっくりコーヒ-が飲みたかったのですが、半分以上飲めませんでした。
帰りの車中(バス)は、ガイドさんが、「ハイ、ここから見る東京タワーは圧巻です」とか、ガイドさんならではのスポットを教えてくれて、「荷物にならないお土産を」と、見上げてごらん夜の星をを綺麗な声で歌ってくれました。
そして、このキャンデーを配ってくれました。
ロッテとはとバスのコラボのど飴、ホント至れり尽くせりです。
お値段以上の価値あるツアーでした。
はとバス万歳!また利用したいと思います
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